Japanese / English

5M355100

地盤基礎工学研究

Geotechnical Engineering/ Exercise 1

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

建設工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期・後期

単位数

1

単位区分

特修

系列区分

研究指導

講義区分

特別演習
教授岡本敏郎
教授並河努

授業の概要

 地盤工学研究は,土質力学・基礎工学・地盤振動工学などがその中心分野であるが、我々人類の生活基盤である地球の地殻を学問対象とするという広い視点で、応用地質学・岩盤力学などの分野も念頭において取り組みたい。
 また本研究分野では、理論的取り組みが極めて重要であるが、同時にバランスのとれた技術的判断能力も不可欠であり、特定テーマの研究を深めることと総合的判断能力の涵養を目指したい。
最近の研究テーマ例
 1.河川堤防の浸透安定性と設計法
 2.ロックフィルダムの地震時変形量推定法と性能を考慮した安全性評価
 3.締固めによるロック材料の現地密度特性を考慮した現地強度特性評価
 4.締固め材料の透水異方性の現地測定結果及びそれらと密度特性分布との関連
 5.軟弱地盤に施工された地盤改良体の動的挙動解析
 6.土木構造物の分布と築造年代および断層との関係からみた立地特性
 7.既設アースフィルダムや河川堤防の構造特性と歴史的変遷および築造方法の変遷
 8.串団子モデルを用いたDEM(個別要素法)解析による粒状材料の変形・強度特性表示   とロックフィルダムの地震時変形解析への適用 
 特別演習は,学生が教員との討議を経て選択した研究テーマに関し研究・討議を行う。
 特別実験は,学生が選択した研究テーマに関し,実験を含む研究活動を通じてその本質の解明をはかる。

達成目標

1.透水特性と実際の設計・施工の関係を理解する。
2.強度特性と実際の設計・施工の関係を理解する。
3.変形特性と実際の設計・施工の関係を理解する。
4.地震時検討に必要な物性と安定性評価手法との関係を理解する。

授業計画

 地盤工学研究は,土質力学・基礎工学・地盤振動工学などがその中心分野であるが、我々人類の生活基盤である地球の地殻を学問対象とするという広い視点で、応用地質学・岩盤力学などの分野も念頭において取り組みたい。
 また本研究分野では、理論的取り組みが極めて重要であるが、同時にバランスのとれた技術的判断能力も不可欠であり、特定テーマの研究を深めることと総合的判断能力の涵養を目指したい。
最近の研究テーマ例
 1.河川堤防の浸透安定性と設計法
 2.ロックフィルダムの地震時変形量推定法と性能を考慮した安全性評価
 3.締固めによるロック材料の現地密度特性を考慮した現地強度特性評価
 4.締固め材料の透水異方性の現地測定結果及びそれらと密度特性分布との関連
 5.軟弱地盤に施工された地盤改良体の動的挙動解析
 6.土木構造物の分布と築造年代および断層との関係からみた立地特性
 7.既設アースフィルダムや河川堤防の構造特性と歴史的変遷および築造方法の変遷
 8.串団子モデルを用いたDEM(個別要素法)解析による粒状材料の変形・強度特性表示   とロックフィルダムの地震時変形解析への適用 
 特別演習は,学生が教員との討議を経て選択した研究テーマに関し研究・討議を行う。
 特別実験は,学生が選択した研究テーマに関し,実験を含む研究活動を通じてその本質の解明をはかる。

評価方法と基準

 学生の「研究内容」、「実験の進め方と結果に対する考察」を中心に、日常の研究態度とその成果をもとに評価する。

教科書・参考書

地盤工学ハンドブック、地盤調査の方法と解説

履修登録前の準備

足立格一郎著「土質力学」を熟読し、理解しておくこと。地盤耐震計算法と液状化判定法を理解しておくこと。

学習・教育目標との対応

検討に必要な細かな物性を理解しつつ、安定性評価において持つ重要性を理解する。

オフィスアワー、質問・相談の方法

豊洲にて通常の勤務時間内、研究室にて。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が大部分

最終更新 : Thu Mar 24 07:30:33 JST 2016