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3M819100

高分子材料化学特論2

Polymer Materials Chemistry 2

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

応用化学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授永直文この授業の2014年度のアンケートを参照

授業の概要

多くの高分子は、有機金属、遷移金属触媒を用いたモノマーの重合によって合成されている。本講義では、触媒化学、有機金属化学についての基礎的な内容について概説し、これを用いた種々の有機合成反応や重合反応について解説する。

達成目標

1.触媒に関する基礎知識を習得する。
2.触媒による代表的な反応について理解する。
3.触媒による有機合成について理解する。
4.触媒による高分子合成について理解する。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.触媒の基礎 シラバスを確認する。配布資料の再確認。
2.化学原料製造のための触媒(1)
・石油精製工業のための触媒
教科書3章P35〜P56に目を通す。配布資料の再確認。
3.化学原料製造のための触媒(2)
・無機化学品製造、炭素資源転換のための触媒
教科書3章P57〜P72に目を通す。配布資料の再確認。
4.化学品製造のための触媒‐不均一系触媒反応(1)
・水素化反応、酸化反応
教科書4章P73〜P86に目を通す。配布資料の再確認。
5.化学品製造のための触媒‐不均一系触媒反応(2)
・酸化反応、酸触媒反応、オレフィンメタセシス
教科書4章P87〜P96に目を通す。配布資料の再確認。
6.化学品製造のための触媒‐均一系触媒反応(1)
・有機金属化合物の基本反応、一酸化炭素を用いるプロセス
教科書5章P97〜P106に目を通す。配布資料の再確認。
7.化学品製造のための触媒‐均一系触媒反応(2)
・オレフィンを用いる反応、均一系酸化反応プロセス
教科書5章P107〜P123に目を通す教科書4章P87〜P96に目を通す。配布資料の再確認。
8.化学品製造のための触媒‐均一系触媒反応(3)
・ポリマー製造プロセス、均一系不斉触媒反応
教科書5章P107〜P123に目を通す教科書4章P87〜P96に目を通す。配布資料の再確認。
9.環境保全のための触媒
・環境と触媒、排ガス浄化触媒
教科書6章P124〜P39に目を通す。配布資料の再確認。
10.触媒の新しい応用分野
・触媒燃焼、燃料電池
教科書6章P139〜P157に目を通す。配布資料の再確認。
11.触媒のデザインと調製
・主触媒成分、触媒担体、触媒調製法
教科書7章P159〜P177に目を通す。配布資料の再確認。
12.吸着と不均一触媒反応速度
・吸着、反応メカニズムと速度式
教科書8章P178〜P203に目を通す。配布資料の再確認。
13.固体触媒のキャラクタリゼーション
・分光法、表面科学によるキャラクタリゼーション
教科書9章P204〜P234に目を通す。配布資料の再確認。
14.触媒研究の最近のトピックス(1)
・固体表面の科学
教科書10章P235〜P247に目を通す。配布資料の再確認。
15.触媒研究の最近のトピックス(2) 教科書10章P235〜P247に目を通す。配布資料の再確認。

評価方法と基準

レポートで100%評価する

教科書・参考書

教科書 新しい触媒化学 第2版(三共出版)
菊池英一、瀬川幸一、多田旭男、射水雄三、服部英 共著

履修登録前の準備

有機化学、高分子合成化学を履修しておくことが望ましい。

オフィスアワー、質問・相談の方法

研究室在室中はいつでも可であるが、なるべくアポイントメントを取ってもらいたい。

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

最終更新 : Thu Jun 09 08:12:12 JST 2016