Japanese / English

0M100200

科学コミュニケーション学

Introduction to Science Communication

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

共通科目

開講学年

学年共通

開講時期

通年

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授中山千秋

授業の概要

科学コミュニケーションは「科学を市民に伝え、科学についての思いを市民から聞き、科学と社会の望ましい関係を共に考える。」ことである。本科目では、科学コミュニケーションの歴史や概念を講義で学んだ後、日本科学未来館での科学コミュニケーターとしてのボランティア活動を通じ、科学コミュニケーション技術を学ぶ。この活動を通じ、科学と社会、自分の携わる研究と社会との関係について考察する機会とする。

達成目標

1.科学コミュニケーションの歴史や概念を理解する。
2.未来館での科学コミュニケーターとしてのボランティア活動を通じ、コミュニケーション力を
養う。
3.科学と社会、自分の研究と社会の関係について考え、自分の果たすべき役割を認識する。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.ガイダンス:科目の概要と授業の進め方を説明 特になし
2.日本科学未来館での研修申込書の作成と提出
*)IDカード用の写真1枚が必要
提出先と期限:
期限:4月20日(月)16時
豊洲:大学院・MOT事務課
大宮・芝浦:学生課
3.グループ面談:研修に先立ち、受講目的の確認と注意事項の喚起 受講目的を明確にしておく。
4.講義−1:「科学コミュニケーションとは」 講義の復習
5.準備研修:未来館の概要、展示物見学、展示解説の心構えなど 講義の復習
6.活動目標・戦略の設定:本講義で達成しようとする自分の目標と戦略の設定 所定の書式に記入し提出する。
7.実践研修−1:未来館での展示解説の実践的な研修(第1回目) 事前に注意事項を再確認しておく。
8.実践研修−2:未来館での展示解説の実践的な研修(第2回目) 前回の問題点の反省と解決策を練っておく。
9.講義−2:「活動の振り返りと、目標・戦略の再設定」 講義の復習
10.目標・戦略の再設定:活動を振り返り、達成目標とその戦略を再設定 所定の書式に記入し提出する。
11.実践演習−1:未来館での自立した展示解説・対話活動の演習(第1回目) 再設定した目標と戦略の確認する。
12.実践演習−2:未来館での自立した展示解説・対話活動の演習(第2回目) 前回の反省と解決策を練っておく。
13.発表および討論−1:未来館での活動結果についての発表と討議(集中講義) 発表資料の準備
14.発表および討論−2:未来館での活動結果についての発表と討議(集中講義) 討論結果を考察する。
15.レポートの作成と提出 提出期限:
12月18日(金)16:00

評価方法と基準

ボランティア活動の実践時間,および,最終発表・質疑応答に対して評価する.
評価基準:ボランティア活動21時間以上を50点として,それ以下の時間数は案分して評価点とする.
最終発表・質疑応答に関しては,発表内容20点,コミュニケーション能力30点として,採点する.

教科書・参考書

・研究者のための科学コミュニケーション Starter's Kit
・講義での配布資料

履修登録前の準備

受講登録時にガイダンスにて指定のレポートを提出すること.

オフィスアワー、質問・相談の方法

金曜日の13:00〜15:00

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対人基礎力を育成する科目
対自己基礎力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が大部分

最終更新 : Thu Jun 09 08:37:12 JST 2016