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1M986300

高周波回路工学特論

High Frequency Circuit Technology

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

電気電子情報工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授田中愼一この授業の2016年度のアンケートを参照

授業の概要

ワイヤレスや超高速エレクトロニクスの分野をハードウェア面から支える高周波回路の基礎と応用を扱う。また、高周波回路が利用される応用分野について調査を行うことで、通信工学分野における視野の拡大を図る。

達成目標

1.伝送線路理論と回路素子の基礎原理を理解すること
2.高周波回路の設計手法について理解すること
3.高周波回路が利用される分野について調査・報告を行い、通信工学分野における視野を広げること

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.はじめに
 ・無線通信システムと高周波回路
指定した資料に事前に目を通すこと
2.伝送線路理論の基礎(1)
 ・伝送線路
 ・伝送方程式
指定した資料に事前に目を通すこと
3.伝送線路理論の基礎(2)
 ・インピーダンス整合と反射
指定した資料に事前に目を通すこと
4.伝送線路理論の基礎(3)
 ・反射と定在波
指定した資料に事前に目を通すこと
5.伝送線路理論の基礎(4)
 ・スミスチャート
 ・Sパラメータ
指定した資料に事前に目を通すこと
6.伝送線路理論の基礎(5)
 ・課題演習
指定した資料に事前に目を通すこと
7.高周波トランジスタ(1)
 ・電子と正孔
 ・バンドギャップ
 ・ダイオード
指定した資料に事前に目を通すこと
8.高周波トランジスタ(2)
 ・バイポーラトランジスタ
 ・電界効果トランジス
 ・マイクロ波集積回路
指定した資料に事前に目を通すこと
9.受動素子回路の設計(1)
 ・F行列
 ・共振器
指定した資料に事前に目を通すこと
10.受動素子回路の設計(2)
 ・電力分配合成器
 ・ハイブリッド結合器
指定した資料に事前に目を通すこと
11.受動素子回路の設計(3)
 ・周期構造における高周波特性
 ・分散特性
 ・Slow Wave線路
指定した資料に事前に目を通すこと
12.受動素子回路の設計(4)
 ・右手系線路と左手系線路
 ・メタマテリアル回路
指定した資料に事前に目を通すこと
13.能動素子回路の設計(1)
 ・電力利得
 ・電力増幅器
指定した資料に事前に目を通すこと
14.能動素子回路の設計(2)
 ・位相雑音
 ・低位相雑音発振器
指定した資料に事前に目を通すこと
15.能動素子回路の設計(3)
 ・無線電力伝送とレクテナ
指定した資料に事前に目を通すこと

評価方法と基準

1)10回以上の出席
2)課題レポートの提出(2回)

教科書・参考書

D.M.Pozar "Microwave Engineering" (Wiley出版)

履修登録前の準備

波動振動論、マイクロ波工学の履修が望ましい

学習・教育目標との対応

a

オフィスアワー、質問・相談の方法

随時研究室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

最終更新 : Sat Sep 24 07:35:06 JST 2016