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4M998800

インタフェースデザイン特論

Theory of Interface Design

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

機械工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授梁元碩この授業の2016年度のアンケートを参照

授業の概要

情報技術の進展によって、我々の身の回りには多機能で便利な情報機器があふれており家電製品など日常生活機器から駅の券売機などの公共機器まで幅広く普及した。その反面、システムのブラックボックス化や操作の複雑化により、機器を使用するユーザと設計者とのギャップが生じている。操作の複雑化によりユーザは機器を十分に使いこなすことができず、本来の機能や価値が発揮されないことが問題となっている。インタフェースは、情報科学や認知心理学等が融合した分野である。こうした諸分野この観点からどのようにインタラクションを構築するか、そしてそのインタラクションをどのように評価するのか、既存のインタフェースデザイン理論他に基づき教育研究を行う。

達成目標

1.製品デザインにおけるインタフェースデザインの仕組みやあり方を理解する。
2.人間の感性に基づいた知覚・認知の知識を身につける。
3.人間と製品とのインタラクションに関して考察し理解する。
4.様々な製品に対してインタフェースデザインの設計や応用できる知識・思考を身につける。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.オリエンテーション:インタフェースデザインとは インタフェースデザインの定義や応用領域について調べる
2.インタフェースデザインの歴史 インタフェースの変化に関してレポート作成
3.感性工学とインタフェースデザイン 感性の応用分野に関してレポート作成
4.人間中心のインタフェースデザイン 人間の感覚器官とインタフェースデザインについて考察しレポート作成
5.ユーザビリティ ユーザビリティ評価について考察しレポート作成
6.ユニバーサルデザイン ユニバーサルデザインの観点からインタフェースデザイン方法について考察
7.ディバイスとテクノロジ 関連論文を読み、考察レポート作成
8.情報の変化・生活の変化・社会の変化 関連論文を読み、考察レポート作成
9.ユーザーエクスペリエンスデザイン ユーザーエクスペリエンスデザインについて考察しレポート作成
10.次世代のインタフェースデザイン 自分が考えるインタフェースデザインの未来についてレポート作成
11.インタフェースデザインの現状調査 関連資料を通読しておく
12.インタフェースデザインのための方法(1) 関連資料を通読しておく
13.インタフェースデザインのための方法(2) 発表の調査と準備
14.プレゼンテーション(1) 発表の調査と準備
15.プレゼンテーション(2) 課題レポート作成

評価方法と基準

講義中に出されたレポート50%、 プレゼン テーション50%により評価する。

教科書・参考書

・教科書:インタフェースデザインの教科書、井上勝雄、丸善出版
・講義中に必要応じて資料を配布する。
・誰のためデザイン、未来モノデザイン、インタラクション理解とデザイン、ペルソナ作ってそれからどうする の?「ユーザ中心デインでwebサイト」

履修登録前の準備

特になし

オフィスアワー、質問・相談の方法

講義修了後30分

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上

最終更新 : Sat Sep 24 07:22:11 JST 2016