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7D840000

人間中心設計機能特論

Advanced Human Centered Design and Function

開講部

大学院理工学研究科博士(後期)課程

開講学科

機能制御システム専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
教授吉武良治

授業の概要

人間中心設計(HCD)又はユーザー中心設計(UCD)は、ユーザビリティを含む、よりよいユーザーエクスペリエンスを実現するためのプロセス、手法のフレームワークである。本講義では、人間中心設計の考え方やプロセス、それを実現するための手法などを理解し、それらのグローバルな視点での最新事例を通してHCDを実践できる素養を身につける。

達成目標

1.人間中心設計の背景、及び必要性を説明することができる
2.人間中心設計の重要なキーワード、ユーザーエクスペリエンスやユーザビリティ等を事例を交えて説明することができる
3.人間中心設計を推進するために必要な手法や技法を理解し、説明することができる
4.人間中心設計プロセスや利用する手法を計画することができる

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.人間中心設計の概要とユーザーエクスペリエンス、ユーザビリティ 配布資料にて復習する
2.人間中心設計のプロセス(国際規格ISO 9241-210等)とその事例 配布資料にて復習する
3.調査・分析・可視化手法の理解と実践1(質問紙法/アンケート調査等) レポートを作成・確認する
4.調査・分析・可視化手法の理解と実践2(デプスインタビュー,グループインタビュー等) レポートを作成・確認する
5.査・分析・可視化手法の理解と実践3(フィールド調査/エスノグラフィー,観察法(自然観察法、実験的観察法他)等) レポートを作成・確認する
6.調査・分析・可視化手法の理解と実践4(フォトエッセイ,フォトダイヤリー等) レポートを作成・確認する
7.調査・分析・可視化手法の理解と実践5(タスク分析,上位下位関係分析法,プロトコル分析等) レポートを作成・確認する
8.調査・分析・可視化手法の理解と実践6(エクスペリエンスマップ,カスタマージャーニーマップ,発話エモーションマップ等) レポートを作成・確認する
9.デザイン/評価手法の理解と実践1(ペルソナ・シナリオ法等) レポートを作成・確認する
10.デザイン/評価手法の理解と実践1(ペーパープロトタイピング,オズの魔法使いプロトタイプ,アクティングアウト等) レポートを作成・確認する
11.デザイン/評価手法の理解と実践2(ヒューリスティック評価,認知的ウォークスルー等) レポートを作成・確認する
12.デザイン/評価手法の理解と実践3(ユーザビリティテスト,発話思考法等) レポートを作成・確認する
13.デザイン/評価手法の理解と実践1(パフォーマンス評価,視線計測,生理指標による評価,官能検査/官能評価,デザインガイドライン等) レポートを作成・確認する
14.プレゼンテーションと評価(その1:調査・分析・可視化手法) レポートを作成・確認する
15.プレゼンテーションと評価(その2:デザイン/評価手法) レポートを作成・確認する

評価方法と基準

講義中の提出レポート、課題レポート、授業中の発表/プレゼンテーションにより評価する。

教科書・参考書

適宜参考書を紹介する。

履修登録前の準備

特になし。

オフィスアワー、質問・相談の方法

講義終了後、またはメールによる質問やアポイントメントに対応します。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が概ね半数

最終更新 : Thu Mar 24 08:36:24 JST 2016