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一般力学2

General Mechanics 2

開講部

デザイン工学部

開講学科

デザイン工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

共通・サイエンス

講義区分

講義
講師鈴木敏一この授業の2015年度のアンケートを参照

授業の概要

一般力学1の「質点の力学」の続きとして、質点系の力学、剛体の力学を学び、さらに弾性体の力学と流体の力学の基礎を学習する。一般力学1と同様に,多くの専門科目の出発点となる基礎的な分野を理解・習得し,実際問題への応用力を養成する。

達成目標

1.質点系の力学、剛体の力学の基本的な法則や原理を理解し、実際の問題に適用することができる。
2.弾性体力学の基本的な法則や原理を理解し、実際の問題に適用することができる。
3.流体力学の基本的な法則や原理を理解し、実際の問題に適用することができる。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.質点系の力学(1)
 ・本科目の位置づけと進め方
 ・質点系の重心と連続体の重心
教科書9章9.1、9.2を読んでおく。
2.質点系の力学(2)
 ・質点系の運動方程式
 ・相対運動(1)と質点系の衝突現象
教科書9章9.2、9.6、9.7を読み、例題を解いておく。
一般力学1のSI単位を確認しておく。
3.質点系の力学(3)
 ・相対運動(2)
 ・質点が変化する物体の運動
教科書9章9..8を読み、例題を解いておく。
4.質点系の力学(4)
 ・回転運動
 ・運動量と角運動量
 ・惑星の運動
教科書9章9.3〜9.5を読んでおく。
5.剛体の力学(1)
 ・剛体の回転運動
 ・慣性モーメントとその求め方
教科書10章10.4、10.5/10.5.3を読み、例題を解いておく。
6.剛体の力学(2)
 ・慣性モーメントの定理
 ・剛体振り子
教科書10章10.5/10.5.1、10.5.2、10.6を読んでおく。
7.剛体の力学(3)
 ・剛体の平面運動
教科書10章10.7を読んでおく。
8.到達度試験(1)
 ・試験(範囲:第1回〜第7回講義内容)
  およびその解説・講評
前回までの講義内容を復習し、例題、演習問題を解いておくこと。
9.弾性体の力学(1)
 ・弾性体とは ・応力の種類
 ・応力とひずみ ・フックの法則
 ・強度設計の基礎
配付資料を読んでおく。
一般力学1のSI単位、力の釣り合い、モーメントの釣り合いを復習しておく。
10.弾性体の力学(2)
 ・曲げを受けるはり
 ・はりに発生する荷重とモーメント
配付資料を読んでおく。
11.弾性体の力学(3)
 ・はりに発生する応力
 ・断面二次モーメント
 ・はりの強度計算
配付資料を読んでおく。
12.流体の力学(1)
 ・完全流体、圧縮性/非圧縮清流体
 ・静止流対中の圧力
 ・圧力の伝わりと液柱計
配付資料を読んでおく。
13.流体の力学(2)
 ・連続の式
 ・ベルヌーイの定理
 ・トリチェリの定理
配付資料を読んでおく。
一般力学1のエネルギー保存則を復習しておく。
14.流体の力学(3)
 ・ベンチェリ管とピトー管
 ・流速の測定
 ・流体による力
配付資料を読んでおく。
15.到達度試験(2)
 ・試験(範囲:全般)およびその解説・講評
全範囲の講義内容を復習し、例題、演習問題を解いておくこと。

評価方法と基準

到達度試験(1)35%、到達度試験(2)35%、講義中の演習30%で評価する。

教科書・参考書

教科書:「初歩からの力学」巨海玄動・篠崎文重・武田信一・鴇田昌之共著(培風館)
参考書:「なーるほどの力学」伊藤敏雄著(学術図書出版社)、「物理学基礎」原康夫著(学術図書出版社)、「理工系のための力学の基礎」宇佐美誠二・貴島準一・西村鷹明・鳥塚潔共著(講談社サイエンティフィク)

履修登録前の準備

履修前提科目:一般力学1

オフィスアワー、質問・相談の方法

基本的に授業時間後(1回目の講義でお知らせします)。

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

最終更新 : Thu Jun 09 08:24:25 JST 2016