力学の基礎1 |
Fundamentals of Engineering Mechanics 1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 佐伯暢人 |
1. | 力の釣合、合力の計算ができる。 |
2. | 偶力のモーメント、ベクトル積を使用した力のモーメントが求めることができる。 |
3. | 基本的なトラスに働く力を求めることができる。 |
4. | 様々な二次元、三次元図形の重心を求めることができる。 |
5. | 一般機械における摩擦の力を求めることができる。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 力がベクトル量であるという性質を利用して力の釣合を学ぶ(1) ・単位 ・スカラーとベクトル ・力の表示,力の合成,力の分解 | テキスト第1章2.力の分解まで目を通すこと. |
2. | 力がベクトル量であるという性質を利用して力の釣合を学ぶ(2) ・反力,力の多角形 ・力の釣合 | テキスト第1章P.11まで目を通すこと. |
3. | 物体の回転する原因となる力のモーメントを学ぶ(1) ・1点まわりの力のモーメント ・力のモーメントの直角成分 | テキスト第2章P.17まで目を通すこと. |
4. | 物体の回転する原因となる力のモーメントを学ぶ(2) ・ベクトル積,モーメントの定義 ・偶力,偶力のモーメント | テキスト第2章P.17〜23まで目を通すこと. |
5. | 接触する物体に働く力を求める ・接触面に働く反力 ・支点に働く反力 | テキスト第1章P.23〜24の例題を解いてみること. |
6. | 骨組み構造の力学を学ぶ ・トラスの性質 ・トラスに働く力の求め方 | テキスト第2章P.27〜31の例題を解いておくこと. |
7. | 総合演習(1) (主として達成目標1,2,3に対応) ・試験終了後,解答及び解説. | 授業で実施した内容及び配布したプリントを復習すること. |
8. | 力のつりあい,物体の回転に果たす重心の役割を学ぶ ・重心の定義,簡単な図形の重心の求め方 ・立体の重心 | テキスト第3章P.35〜46まで目を通すこと. |
9. | 力と運動法則を学ぶ ・ニュートンの運動法則 ・遠心力 | テキスト第5章P.72〜78に目を通すこと. |
10. | 運動量と力積について学ぶ ・運動量と力積 ・衝突,反発係数 | テキスト第9章のうち,9.2を除いた全てに目を通すこと. |
11. | 機械の効率に果たす摩擦の役割を学ぶ ・摩擦係数、摩擦角 ・一般機械での摩擦 | テキスト第7章P.102〜108まで目を通すこと. |
12. | 総合演習(2) (主として達成目標4,5に対応) ・試験終了後,解答及び解説. | テキスト第3,5,7章の演習問題及び配布したプリントを復習すること. |
13. | 仕事とエネルギを学ぶ ・エネルギ保存の法則 ・動力 | テキスト第8章P.117〜122まで目を通すこと. |
14. | 立体的な力のつりあいを学ぶ ・力の合成と分解 ・力のつりあい | テキスト第11章P.161〜164に目を通すこと. |
15. | 定期試験 ・試験終了後,解答及び解説. | これまでに実施した演習問題を復習すること. |
1. | (D-2)機械の運動機構や動特性,構造や強度,物質・運動量・エネルギーの流れなど,機械工学の基盤技術に関わる物理現象を自然科学の法則に基づいて理解し,現象の予測や解析を行うことがきる. |
・ | 基本的に授業前後30分間を質問時間として受け付けます。 |
・ | 知識活用力を育成する科目 |