線形システム解析 |
Linear-System Analysis |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 電気工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 高見弘 | ![]() |
1. | システムの構造を分析できる (授業計画1,2に対応) |
2. | システムの構造を客観的・数学的に表現できる (授業計画3-7に対応) |
3. | 数学モデルからシステムの構造を表現できる (授業計画9-10に対応) |
4. | システムの特性を数学的に解析できる (授業計画11-14に対応) |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | システムとは ・システムの例 ・システムと制御:マップ | 教科書P1-9を予習するとともに,身の回りのシステムを観察しておくこと |
2. | システムの表し方(構造と種類) ・静的システムと動的システム ・動的システムの数学的表現 | 教科書P10-14(システムの構造と種類)について予習しておくこと |
3. | システムの数学的表現 ・状態空間表現 ・微分方程式から状態方程式へ ・ブロック(線)図と等価変換 | 教科書P15-28(ブロック線図、状態方程式)について予習しておくこと |
4. | Laplace変換 ・Laplace変換の定義 ・Laplace変換の重要な性質と計算 ・システムの解析 ・入力と出力の関係式から伝達関数へ | 教科書p29-42(ラプラス変換)について予習しておくこと |
5. | システムの表現法1 ・伝達関数 ・1次系と2次系 | 教科書P15-22について予習しておくこと。また、第3回目配布プリント(ブロック線図の等価変換)について復習しておくこと |
6. | システムの表現法2 ・多自由度系とマトリクス表現 ・多自由度系の数学的表現 ・同伴正準形式 | 教科書P43-48(並列結合と直列結合,同伴正準形式)について予習しておくこと |
7. | システムの表現法3 ・オペアンプ回路 | 教科書P74-75について予習しておくこと |
8. | システムの解析1 ・システムの解き方のまとめ ・オペアンプ回路とブロック線図 | 講義第1-7回の内容を復習してくること |
9. | 中間試験(1-8回分範囲)と狙い解説 | 講義第1-8回の内容を復習してくること |
10. | 実現(realization) | 実現について予習しておくこと |
11. | 線形システムの構造と解き方 ・状態方程式と解 ・特性方程式とモードの定義 | 教科書P76-83および第10回配布プリント(内容は左記の通り)を予習しておくこと |
12. | システムの過渡応答1 ・システムの応答と評価 ・1次系と2次系の応答 | 教科書P76-83および第11回配布プリント(内容は左記の通り)を予習していくこと |
13. | システムの過渡応答2 ・2次系の応答と評価 | 教科書P84-98および第12回配布プリント(内容は左記の通り)を予習しておくこと |
14. | システム解析2 ・特性根,モードと過渡応答の関係 ・1次系と2次系の応答の評価 ・極と零点の影響 | 教科書P84-98および第13回配布プリント(内容は左記の通り)を予習しておくこと |
15. | 期末試験と狙い解説 | 講義第8回-14回の内容を復習してくること |
1. | D3:ハードウェアとソフトウェアを包含する複雑な電気・電子デバイス、システムの解析と設計に必要な知識を駆使することにより、与えられた課題を解決できる。 |
・ | 講義中および講義終了後 |
・ | 上記の時間以外はメール(dsaito@sic.shibaura-it.ac.jp)にて要アポイント |
・ | メールには随時対応 |
・ | 社会的・職業的自立力を育成しない科目 |