高度情報演習1A |
Advanced Exercise on Computer and Information Science1A |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 情報工学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 演習 |
1. | 大関担当:「画像情報処理と画像圧縮、画質評価」 |
2. | 五十嵐担当:「組み合わせ最適化問題の近似解法」 |
3. | 宇佐美担当:「FPGAを用いたLSIチップの設計演習」 |
4. | 篠埜担当:「スクリーンセーバ作成」 |
1. | ■大関担当「画像情報処理、圧縮と画質評価」 1)実験用画像の撮影、取り込み、補正処理、実験用動画像の作成。 演習は、Linux上で行うが、2014年度から学情のOSが変更になったので、進め方の詳細は 授業中に説明を行う。 |
2. | 2)画像処理から、動画像の圧縮実験を行う。 |
3. | 3)MPEG-2符号化プログラムのコンパイル、符号化パラメータの変更と圧縮実験、画質評価。プログラム変更と改造の実験。 |
4. | 4)H.264プログラムによる符号化実験、画質評価を行い、画像圧縮により画像サイズの種k小、画質の変化(劣化)を体験的に学ぶ。 実験の結果を考察し、報告書を作成する。 |
5. | ■五十嵐担当「組み合わせ最適化問題の近似解法」 1)例題として、1台の車両で荷物を配送する場合の最適な配送順序を求める問題を取り上げる。まず、道路グラフ上のノード上に配置された配送先同士の最短経路探索を行う。 |
6. | 2)配送先間の最短走行時間に関するデータを用いて、最適な配送順序を求める探索アルゴリズムを考案する。各自、自分のアイデアのプレゼンテーションを行い、全員で討論する。 |
7. | 3)各種パラメータを調整した後、実験結果を解析する。必要に応じてアルゴリズムの修正を行う。 |
8. | 4)実験テーマ、解析手順、実験結果、考察、結論等をまとめて報告書を作成する。 |
9. | ■宇佐美担当:「FPGAを用いたLSIチップの設計演習」 1)LSIの設計方法。ユーザーの手元で回路機能を変更できるLSIチップ (FPGA)とは。CADツールを用いたFPGAの設計方法を理解する。 2)LSIの設計記述言語Verilogを用いて、組合せ回路を設計する。 具体例として、いろいろな機能を持ったALUを設計し、シミュレーション により動作を確認する。 |
10. | 3)LSIの設計記述言語Verilogを用いて、順序回路を設計する。 具体例として、2進カウンタを設計し、FPGAに実装して動作させる。 |
11. | 4)LSIの設計記述言語Verilogを用いて、ワンホットカウンタを設計する。 FPGAに実装して動作させる。 |
12. | 5)応用演習(ストップウォッチの設計、FPGAへの実装と動作確認)。 |
13. | ■篠埜担当:「スクリーンセーバ作成」 1)単純なスクリーンセーバの作成方法を提示する。 |
14. | 2)スクリーンセーバ画面記述言語の簡単な例を提示する。 |
15. | 3)スクリーンセーバ画面記述言語の設計およびスクリーンセーバの具体例の作成を行う。 |
16. | 4)設計したスクリーンセーバ画面記述言語およびスクリーンセーバ動作例についての口頭発表の準備を行う。 5)設計したスクリーンセーバ画面記述言語およびスクリーンセーバ動作例について口頭発表を行う。 |
・ | 月曜 16:10-17:00(大関) |
・ | 講義・演習以外の時間ならば、いつでもどうぞ(五十嵐) |
・ | 木曜 11:00-12:00(宇佐美) |
・ | 火曜から金曜の講義、演習、研究室内meeting以外の時間(篠埜) |
・ | 対課題基礎力を育成する科目 |