P0070900

論理回路演習

Exercises in Digital Circuits

開講部

システム理工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
講師根岸良征この授業の2015年度のアンケートを参照

授業の概要

前期科目の「論理回路」で学んだ知識の理解を深め,自ら論理回路の設計を行うことができる能力を養成するための演習を行う。演習問題を数多く解くことにより,設計能力を身につける。演習の後半では,単純なマイクロプロセッサを設計する。

達成目標

1.論理回路理論に基づいて、適切な論理回路が設計できる。
2.マイクロプロセッサの構成を理解する
3.マイクロプロセッサの設計手法を学修する

授業計画

1.論理関数:加法標準形,乗法標準形
2.組合せ回路:論理関数の標準形と組合せ回路
3.組合せ回路の簡単化:クワインマクラスキー法,カルノー図法
4.各種組合せ回路:セレクタ,マルチプレクサ,演算回路(ALU)
5.フリップフロップの種類と動作:RS-FF,JK-FF,D-FFなど
6.順序回路の構成:状態遷移図,出力関数,記憶回路
7.順序回路の簡単化
8.マイクロプロセッサの設計1 単一レジスタの実現
9.マイクロプロセッサの設計2 複数レジスタの実現
10.マイクロプロセッサの設計3 論理演算を行うALUの実現
11.マイクロプロセッサの設計4 ALUの拡張
12.マイクロプロセッサの設計5 デコーダ回路の設計手法
13.マイクロプロセッサの設計6 デコーダ回路の実現
14.マイクロプロセッサの設計7 シーケンサ回路の実現,主記憶,ROM
15.マイクロプロセッサの設計8 マイクロプロセッサの完成

評価方法と基準

演習問題の提出状況60%,期末レポートの成績40%で評価する。授業に出席することは,評価を得るための必須条件である。

教科書・参考書

特になし。授業中に演習プリントを配布する。

履修登録前の準備

後半の演習テーマでは,「計算機アーキテクチュア」で学んだ内容が必須となるので,該当科目を履修していることが好ましい。

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

社会的・職業的自立力を育成しない科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

最終更新 : Thu Jun 09 08:44:17 JST 2016