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画像情報処理

Image Processing

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教授高橋正信この授業の2016年度のアンケートを参照

授業の概要

画像は人間にとり重要な情報源であり、認識、検査、計測、圧縮、CGなど様々な分野で扱われている。
この講義では、これら画像に関連する技術分野を学ぶ上で基本となる知識を身につけることを目的とする。いわば、画像情報処理基礎と呼ぶべきもので、画像の生成、表現、保存、処理などに関し、画像に関わる技術者が最低限知っておくべき基本的内容を含む。画像処理ソフトの使い方を学ぶのではなく、作り方(の基礎)を学ぶ。これにより、任意の画像処理ソフトの使い方も理解できるようになる。
テキストには資格試験向けのものを使用するので,履修者は資格(画像処理エンジニア検定)の取得を是非目指してほしい。

達成目標

1.画像処理に関する語句の意味を正しく理解する.
2.種々の画像処理手法について正しく理解する.
3.画像処理に関する知識を覚える.

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.画像情報処理とは テキスト1
2.視覚,色彩と表色系 テキスト3−2,3
3.画像のディジタル化 テキスト2−4,5
4.多様な画像形式,限定色表示 テキストa−3,4
5.ハーフトーニング,画像の性質を表す諸量 テキストa−4,3−1
6.画素ごとの濃淡変換,平滑化 テキスト4,5−1,2
7.エッジを保存した平滑化,エッジ抽出,鮮鋭化,画像構成要素の置き換え テキスト5−3,4,5,6
8.画像のフーリエ変換,周波数フィルタリング テキスト6−1,2
9.空間フィルタリングと周波数領域フィルタリング画像の復元,線形変換 テキスト6−3,7−1,8−1
10.同次座標とアフィン変換・射影変換,画像の再標本化と補間 テキスト8−2,3
11.2値化,2値画像の基本処理 テキスト9−1,2
12.2値画像の計測,領域特徴量,画像と符号 テキスト10−1,16−1,2
13.代表的な画像符号化方式,画像フォーマット テキスト16−3,a−6
14.2値画像の符号化,カラー画像の符号化 テキスト16−4,5,6
15.期末試験と解説 授業内容全て

評価方法と基準

小テスト(4回程度)、期末テスト、質疑応答の内容により評価する。なお、CG-ARTS協会(www.cgarts.co.jp)の資格を成績に考慮する。画像処理検定エキスパート級合格者の中で成績最優秀者にはCG-ARTS協会賞授与の予定。詳細は初回講義時に説明する。

教科書・参考書

ディジタル画像処理(改訂新版)(CG-ARTS協会)

履修登録前の準備

特になし

オフィスアワー、質問・相談の方法

在室時はいつでも

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

最終更新 : Sat Sep 24 07:20:17 JST 2016