P2111100

電子情報システム総論

Fundamentals of Electronic Information Systems

開講部

システム理工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授渡部英二
学科全教員

授業の概要

コンピュータは社会のあらゆる場面に存在し、様々な製品やサービスの基盤となっている。このコンピュータを支える技術がハードウェア技術・ソフトウェア技術・メディアネットワーク技術であり、これが電子情報システム学科において専門として学び、修得すべき技術である。本講義では、これらの専門科目の概要とその関連による学び方を把握し、自己のキャリア目標を検討した上で、4年間の学習目標を明確に持つことを目的とする。

達成目標

1.コンピュータを支える技術の体系を理解する。
2.自己のキャリア目標を持つ。
3.本学科において 4 年間で学習したい目標をもつ。
4.学習目標を達成するための学習計画書を作成できる。
5.技術者倫理を理解する。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.授業の進め方、学科の学習・教育目標、共通科目との関連を含めた全体的な導入(1年生担任)
MIMAサーチエンジン(相場先生)
ソフトウェア分野(ソフトウェアとは?実験科目を通じてのソフトウェア関連科目の全体像:相場先生)情報実験I,情報実験II
シラバスおよび「学修の手引き」を確認する。授業には「学修の手引き」を持参する。
2.ソフトウェア分野(情報基礎関連科目:相場先生)離散数学,情報代数,人工知能基礎,記号処理演習,自然言語処理,グラフ理論とネットワーク。 ソフトウェア関連科目全体のシラバスを確認する
3.ソフトウェア分野(基本ソフトウェア関連科目:鈴木先生)計算機アーキテクチャ,オートマトンと言語理論,データベース,言語処理系,オペレーティングシステム 基本ソフトウェア関連科目のシラバスを確認する
4.ソフトウェア分野(ソフトウェア開発技術関連科目:鈴木先生)情報処理II,データ構造とアルゴリズム,プログラミング演習I,オブジェクト指向プログラミングI,オブジェクト指向プログラミングII,プログラミング演習II,ソフトウェア設計論 ソフトウェア開発技術関連科目のシラバスを確認する
5.ハードウェア分野(電気電子回路・線形システム関連科目:渡部先生)電気回路I・II,電子回路I・II,回路工学演習,回路とシステム,システム制御 電気電子回路・線形システム関連科目のシラバスを確認する
6.ハードウェア分野(LSI関連科目:渡部先生)論理回路,論理回路練習,LSI設計基礎,LSI設計CAD,LSI設計演習 LSI関連科目のシラバスを確認する
7.ハードウェア分野(デバイス関連科目:堀尾先生)量子論の基礎,半導体基礎,半導体工学,電子デバイス デバイス関連科目のシラバスを確認する
8.ハードウェア分野(計測・実験関連科目:田中先生)計測工学,電子計測,電子情報基礎実験,電子情報実験I・II,宇宙観測技術 計測・実験関連科目のシラバスを確認する
9.メディア・ネットワーク分野(ワイヤレス・電磁波関連科目:岩崎先生)ワイヤレス通信工学,電磁波工学,電気磁気学I,電気磁気学II ワイヤレス・電磁波関連科目のシラバスを確認する
10.メデイアネットワーク分野(ネットワーク関連科目:新津先生)
情報通信基礎、通信網工学、インターネット基礎、情報ネットワークI、情報ネットワークII
ネットワーク関連科目のシラバスを確認する
11.メディア・ネットワーク分野(通信方式関連科目:間野先生)情報通信基礎、情報理論、符号理論、コミュニケーションシステムI・II 通信方式関連科目のシラバスを確認する
12.メディア・ネットワーク分野(画像・信号処理関連科目:高橋先生)CG・画像処理基礎,画像情報処理,パターン認識,信号解析,ディジタル信号処理,アナログ信号処理 画像・信号処理関連科目のシラバスを確認する
13.技術者倫理 (相場先生) 著作権 学習・教育目標,「学修の手引き」を確認する。授業には「学修の手引き」を持参する。
14.担当教員による「学習計画書」の評価およびコメント
8〜10グループに分かれ、提出された「計画書」を見るとともに、口頭で説明する。
各グループで教員がコメントする。
第14回講義前日までに「4 年間での学習目標とそれを達成するための学習計画書」を「課題提出フォルダ」にて提出。第14回講義にはハードコピーを必要部数準備する。
マイキャリアデザインノートを入力し、ハードコピーを必要部数準備する。
15.教員のコメントを踏まえて最終的な「計画書」を作成する。 第14回のコメントを踏まえて、「学習計画書」の最終版を 15 回授業前日までに「課題提出フォルダ」に提出するとともに、レポートボックスに5部ハードコピーを提出。第15回講義ではハードコピーを必要部数持参。

評価方法と基準

毎回小テストを行い、講義に対する理解度を評価する。最終回に実施する「4 年間での学習目標 とそれを達成するための学習計画書の作成」の評価を加えて、総合的に評価する。評価の割合は小テスト 70%、 学習計画書 30%とする。ただし、学習計画書を提出しない場合は、単位を取得できないものとする。

教科書・参考書

なし

履修登録前の準備

なし

オフィスアワー、質問・相談の方法

各回の担当教員による。

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対自己基礎力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上

最終更新 : Sat Sep 24 07:35:04 JST 2016