住環境計画特論 |
Planning and theory of Dwelling Settlement |
開講部 | 大学院理工学研究科 修士課程 |
開講学科 | 建設工学専攻 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 特修 |
系列区分 | 特論 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 清水郁郎 | ![]() |
1. | 住環境をめぐるさまざまな問題系を対象化できる。 |
2. | そうした問題系を踏まえて、住環境を構想することができる。 |
3. | 現代の多様な居住の質をとらえて、議論することができる。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 住環境をめぐる問題系の整理 | シラバス内容の確認と今後の授業計画 |
2. | 風土と原風景 ・風土と建築 ・原風景論 | 和辻哲郎『原風景』を予習しておく |
3. | 移動と定住1 ・採集狩猟の世界 ・採集狩猟の居住文化 | 採集狩猟社会の特徴について予習しておく |
4. | 移動と定住2 ・農耕民の世界 ・農耕民の居住文化 ・移動と定住の違いとその意味 | 農耕社会の特徴について予習しておく |
5. | 移動と定住3 ・現代の移動する家族 ・都市の採集狩猟民 | 移動を前提とした生活様式について知見をまとめておく |
6. | シンボリズム1 ・生きている住まい ・住まいの死 | 象徴と記号について定義を確認しておく |
7. | シンボリズム2 ・テキストとしての住まい ・住まいを読む ・住まいと人間の相互関係 | ブルデュ『実践感覚』1、2を予習しておく |
8. | シンボリズム3 ・聖なる時間と空間 ・聖性の表象 | エリアーデ『聖なる時間と空間』を予習しておく |
9. | シンボリズム4 ・儀礼空間論 ・境界論 | 儀礼空間と境界について知見をまとめておく |
10. | シンボリズム5 ・領域論 ・象徴的二項分類 ・排除論 | ニーダム『象徴的分類』を予習しておく |
11. | 家社会1 ・集団としての家 ・女性と家 | Carsten & Hugh=jones, About the House を予習しておく |
12. | 家社会2 ・象徴資本と家 ・家社会の特質 | 象徴資本について知見をまとめておく |
13. | 空間の変容1 ・終の棲家 ・転倒した死と現代社会 | 終の棲家について知見をまとめておく |
14. | 空間の変容2 ・事件としての住居 ・空間、住居とパーソナリティ | 米沢慧『事件としての住居』を予習しておく |
15. | 最終レポートの提出と議論 講評をおこない、それにしたがって評価する | 14回までの講義内容を総括しておく |
・ | 木曜午後 |
・ | 知識活用力を育成する科目 |
・ | 対人基礎力を育成する科目 |
・ | 対自己基礎力を育成する科目 |
・ | 対課題基礎力を育成する科目 |