先端ものづくり特論 |
Advanced Product Technology and Engineering |
開講部 | 大学院理工学研究科 修士課程 |
開講学科 | 電気電子情報工学専攻 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 特修 |
系列区分 | 特論 |
講義区分 | 講義 |
1. | 半導体集積回路(LSI)の歴史を説明できる。 |
2. | 先端LSIの製造プロセスや開発課題、今後の展望を説明できる。 |
3. | 先端ものづくりのための開発の進め方や体制の実際を説明できる。 |
4. | 企業で行われている人材育成のしくみや実際を説明できる。 |
5. | 企業の技術者・研究者に求められる能力やキャリア目標を説明できる。 |
6. | 実際の市場に出ている半導体製品の技術動向を説明できる。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 先端ものづくりとは(導入、ガイダンス) | シラバスを確認する |
2. | 半導体の歴史と微細化の進展 | 事前配布資料(1)を予習 |
3. | 先端LSIの種類と製造プロセス概要 | 事前配布資料(2)を予習 |
4. | 先端LSIを支える多層配線技術と適用限界 | 事前配布資料(3)を予習 |
5. | 微細化によらない高付加価値技術(TSV/3次元積層デバイス、白色LED) | 事前配布資料(4)を予習 |
6. | 微細化によらない高付加価値技術(MEMSデバイス、光伝送システム) | 事前配布資料(5)を予習 |
7. | 先端LSIの開発から量産まで:開発体制と開発の進め方の実例 | 事前配布資料(6)を予習 |
8. | 企業が求める人材と先端ものづくりのキャリア形成 | 事前配布資料(7)を予習 |
9. | グループ討議(「先端ものづくりに必要な人材とは?」)と発表 | 配布資料1−7を復習。プレゼンテーション準備 |
10. | 2016年度半導体製品動向 本講義では最先端の集積回路で使用される半導体技術を理解し、技術的な課題や技術的動向を考察する。 | 事前配布資料8を予習 |
11. | 市場製品の解析(1) 現在の半導体市場では、半導体技術の微細以上に製 品のモジュール微細化競争が活発化している。特に、スマートフォンを代表とする一般的携帯電気製品の構成要素である製品モジュールの微細化は劇的である。本講義では市場製品の分解を通して、電源、通信、演算処理、センサー、表示デバイスの各モジュール半導体製品構成の基礎を理解する。 | 事前配布資料9を予習 |
12. | 市場製品解析(2) グループに分かれて具体的な市場製品の分解を行う。分解に伴うガイダンスを行い、市場製品を各モジュールに分解して、各モジュールの機能や部品構成を理解しモジュール機能をグループ毎で理解する。 | 事前配布資料10を予習 |
13. | 市場製品解析(3) グループ毎の具体的な市場製品の分解実習結果発表を行い、スマートフォンやタブレットなどの半導体製品構成を理解する。 | 事前配布資料11を予習 |
14. | 半導体プロセス開発と不良解析 先端技術開発において、プロセスや設計に起因した 不良が発生し、プロセスが完成するまでには不良解析技術は必須である。この講義では、不良解析に関する技術を紹介し、各解析技術を理解する。開発過程での不良原因を特定する方法や具体的な不良事例を学習し、先端技術における半導体プロセスと設計のつながりを理解する。 | 事前配布資料12を予習 |
15. | 技術論文や特許出願 企業では、技術開発の過程で独自の技術に関しては 論文発表や特許出願を行い、企業の開発アクティビティを示す機会がある。この具体的事例を紹介しながら、企業における研究発表や特許出願かつについて理解する。 理解度レポート 半導体技術ノード、半導体製品モジュールに関する キーワードに基づいたレポートA4(2枚)を提出。 | インターネットなどを用いて類似項目を検索し、レポートを作成。 |
・ | 講義開始前及び終了後直接相談を受ける |
・ | 随時メールにより質問、相談に応じる |
・ | 知識活用力を育成する科目 |
・ | 対人基礎力を育成する科目 |
・ | 対自己基礎力を育成する科目 |
・ | 対課題基礎力を育成する科目 |