Japanese / English

8M205500

品質マネジメント

Quality Management

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

エンジニアリング・マネジメント

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

基本
准教授平田貞代

科目英語名称

Quality Management

キーワード

プロセス
信頼性
サービス
QC7つ道具
改善

授業の概要

品質マネジメントは、製造、サービス、情報システムといったあらゆる業界においてビジネスの拡大や企業の存続を下支えするための重要な手段のひとつである。身近な事例や企業における実際の取り組みを紹介しながら、品質マネジメントの本質と効用について具体的に解説する。品質の計測や改善の技法の体験的学習を通じて、品質マネジメントの実践力をみにつけ、ビジネスの差異化や強みとして役立てることをねらいとする。

授業の目的

品質マネジメントの実践力をみにつけ、ビジネスの差異化や強みとして役立てることを目的とする。

達成目標

1.品質マネジメントのビジネスへの役立て方について説明できる
2.品質マネジメントの技法を実践できる
3.品質マネージャーの役割について説明できる

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
第1回.ガイダンス
本講義の達成目標、期待効果、授業計画、課題、評価方法について理解する。
身近な品質マネジメントの事例の調査。
第2回.企業における品質マネジメント
製造業における事例から品質マネジメントの実態について理解する。
企業における品質マネジメントの事例の調査。
第3回.企業における品質マネジメント
サービス業における事例から品質マネジメントの実態について理解する。
企業における品質マネジメントの事例の調査。
第4回.企業における品質マネジメント
情報システムにおける事例から品質マネジメントの実態について理解する。
企業における品質マネジメントの事例の調査。
第5回.品質の計測
QC7つ道具について理解し、QC7つ道具のうちいずれかの実用について検討する。
QC7つ道具の調査。
第6回.品質の計測
新QC7つ道具について理解し、QC7つ道具のうちいずれかの実用について検討する。
新QC7つ道具の調査。
第7回.企業における信頼性向上
品質マネジメントにより企業の信頼性を向上させる事例について理解し、そのしくにについて汎用化を検討する。
TQMについての調査。
第8回.企業におけるプロセス改善
品質マネジメントにより企業の生産性を向上させる事例について理解し、そのしくにについて汎用化を検討する。
TQMについての調査。
第9回.企業における組織成熟度の向上
品質マネジメントにより企業の生産性を向上させる事例について理解し、そのしくにについて汎用化を検討する。
TQMについての調査。
第10回.品質マネジメントの実践
先行事例、先行研究を参考に、自ら実践する品質マネジメントの実践方法について提案する。
品質マネジメントの実践的な提案について検討。
第11回.発表
品質マネージャーとして、品質の計測、評価、改善について実践した内容について報告する。
最終レポートの作成。
発表の準備。
第12回.討議
各発表に対する改良点について意見交換を行う。
最終レポートの改良。
第13回.発表
品質マネージャーとして、品質の計測、評価、改善について実践した内容について報告する。
最終レポートの作成。
発表の準備。
第14回.品質マネジメントの標準
ISO、JIS、CMMI、PMBOKなどの国際標準について概要を理解する。
品質マネジメントの標準に関する調査。
第15回.総括
品質マネジメントにおける事例、動向、課題、対策についてふりかえる。
最終レポートの提出。

評価方法と基準

授業における貢献度(調査・分析結果に関する情報提供や発表):50%、および、レポート:50%の総合得点率60%以上を合格とする。

教科書・参考書

必要に応じて随時紹介する

履修登録前の準備

技術開発やビジネスの背景にどのように品質マネジメントが影響しているかについて、新聞や報道などから情報を収集すること

学習・教育目標との対応

習得した知識を実社会の課題の発見や解決のために活用し、知識を深め実践力を高める。

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業前1時間、または、随時アポイントメント

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対人基礎力を育成する科目
対自己基礎力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上

最終更新 : Sat Jul 30 07:00:35 JST 2016