Japanese / English

7D841000

神経工学特論

Advanced Neural Engineering

開講部

大学院理工学研究科博士(後期)課程

開講学科

機能制御システム専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期又は後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
教授加納慎一郎

授業の概要

神経工学は,生体の脳神経系における情報処理能力を理解し,それを工学的に応用して我々の生活に役立てる学問体系である.本講義では生体の活動や情報処理についての講義を行った後,様々な生体信号の発生機序とその計測方法について研究を行う.また,得られた生体信号から情報を抽出し,神経工学的に活用するための手法について研究する.

授業の目的

神経工学の背景および概要を理解して,工学の枠組みで脳・神経系の情報処理機構の解明やその応用を行うための基礎的な知見を得ることを目的とする.

達成目標

1.生体における物理的活動や情報処理,およびその機序について理解できる.
2.生体信号の発生機序,およびその計測に必要な手法が理解できる.
3.計測された生体信号からの情報を抽出し,それを神経工学的に活用するための手法について理解できる.

授業で使用する言語

日本語(英語対応も可)

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.生体における物理的活動 復習
2.神経系における情報処理 復習
3.脳機能とそのメカニズム:感覚系 復習
4.脳機能とそのメカニズム:運動系 復習
5.脳機能とそのメカニズム:高次脳機能 復習
6.生体信号の発生機序とその計測,解析法:筋電図,眼電図 復習
7.生体信号の発生機序とその計測,解析法:心電図 復習
8.生体信号の発生機序とその計測,解析法:脳活動(脳波および脳血流) 復習
9.生体信号の計測に関する演習 演習課題の完成
10.生体信号の解析に関する演習 演習課題の完成
11.脳機能解析に関する研究調査 研究調査
12.神経工学に関する研究調査 研究調査
13.FES(機能的電気刺激)に関する研究調査 研究調査
14.BCI(brain-computer interface),BMI(brain-machine interface)に関する研究調査 研究調査
15.プレゼンテーション プレゼンテーションの準備

評価方法と基準

研究発表50%,レポート課題50%.

教科書・参考書

適宜指示する.

履修登録前の準備

それぞれの研究分野について関連書物,インターネット等でアウトラインを調べる.

オフィスアワー、質問・相談の方法

電子メールでコンタクトのこと.

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

社会的・職業的自立力を育成しない科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が概ね半数

最終更新 : Sat May 14 13:07:23 JST 2016