Japanese / English

Y0082800

空間デザイン基礎

Basic Spatial Design

開講部

デザイン工学部

開講学科

デザイン工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

共通専門

講義区分

講義

教育目標

E-1
教授谷口大造この授業の2015年度のアンケートを参照

授業の概要

空間とは何か?
この単純な問い掛けに古今東西の建築家たちは膨大な時間を掛け、様々な回答を提出してきた。
自然の造形や美術作品を始め、過去から現在の建築や集落などの実例などを基に、人々の生活に関わる建築空間とデザインの基本的な成り立ちを学ぶことで、建築的な視点を養うことを目的としている。
この授業では人間の行為や歴史的・文化的・社会的問題から、空間の単位、寸法など基本的な構成に関わるものまでをキーワードとして取り上げ、空間デザインに対する基本的な考え方と方法を学んでもらう。

授業の目的

空間デザインとは形態のデザインとイコールではない。
空間デザインを学ぶことは、人々の生活を理解し、
その実現のためにどのような知識が必要かを知ることから始まる。
そのために、空間と他分野の知識との関連性や空間デザインの基礎的成り立ちを学ぶことで、
今後の設計演習科目への応用ができる建築的視点を養うことを目的としている。

達成目標

1.空間デザインの基本的な考え方を理解すること
2.建築や都市の空間的な成り立ちを理解すること
3.有名な建築家や建築作品を覚えること

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.「空間デザインとは何か」 建築を考える準備と参考文献の紹介 シラバスの内容を確認すること
2.「視ることと考えること」 授業終了前に指示する
3.「空間とは何か」1人を取り巻く空間 授業終了前に指示する
4.「自然の造形」 自然が作る造形美 授業終了前に指示する
5.「建築家なしの建築(Architecture Without Architects)」(1)(ヴァナキュラーな建築) 授業終了前に指示する
6.「建築家なしの建築(Architecture Without Architects)」(2)(ヴァナキュラーな集落) 授業終了前に指示する
7.「空間デザイン」の実例紹介とその分析1 授業終了前に指示する
8.「建築を形作るもの」(1)(線材で構成する空間) 授業終了前に指示する
9.「建築を形作るもの」(2)(積上げる空間) 授業終了前に指示する
10.「建築を形作るもの」(3)(塑像的な空間) 授業終了前に指示する
11.「建築を形作るもの」(4)(膜で出来た空間) 授業終了前に指示する
12.「建築を形作るもの」(5)(要素の組み合わせ) 授業終了前に指示する
13.「空間とは何か」(2) 環境によって変化する空間 授業終了前に指示する
14.「空間デザインとは何か、ふたたび」これからの建築のあり方 授業終了前に指示する
15.「空間デザイン」の実例紹介とその分析2 授業終了前に指示する

評価方法と基準

授業毎に提出する小レポート:100%

教科書・参考書

教科書: 「建築のかたちと空間をデザインする」 フランシスD.K.チン著 太田邦夫訳 彰国社
参考書:「建築家なしの建築」B.ルドフスキー著 渡辺武信訳 SD選書 鹿島出版会

履修登録前の準備

教科書または参考書を一読しておくこと

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後30分、研究室にて

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

地域志向

地域志向授業科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が概ね半数

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 09:23:39 JST 2016