Japanese / English

B0670600

生産管理工学

Production Engineering and Management

開講部

工学部

開講学科

機械機能工学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

A,D,E
講師李藤ヘンドリーこの先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

良い製品を開発・設計・製造するためには、生産活動における最も重要な品質(Q)、原価(C)、納期(D)をマネジメントする技術が必要である。この科目では、QCDをマネジメントする生産管理工学の基本と周辺事項について学習する。

授業の目的

QCDに関する問題を理解し、基本的な生産管理手法を活用できる人材育成を目的とする。

達成目標

1.生産における,QCDに関する問題を発見できる
2.様々な生産管理手法について学び,その適用事例を通じて問題解決力を身につける
3.生産システムを,そのプロセスとマネジメントの立場から理解する

授業で使用する言語

日本語(英語対応も可)

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.生産管理工学の概論
・生産の基本概念
・生産の3要素のマネジメント
シラバスを確認する
2.生産管理工学の概論(2)
・生産リードタイムと生産管理工学
・製品開発プロセスと生産管理工学
配布プリントを再読し理解を深める
3.経済性分析
・経済性比較の原則
・固定費と変動費の関係
・手余り状態と手不足状態
配布プリントを再読し理解を深める
4.IEによる改善活動
・IEとは
・生産工程のムリ、ムダ、ムラ
配布プリントを再読し理解を深める
5.動作研究(1)
・サーブリッグ記号による動作分析
配布プリントを再読し理解を深める
6.動作研究(2)
・動作経済原則の適用による動作改善
配布プリントを再読し理解を深める
7.動作・時間研究
・PTS法について理解する
配布プリントを再読し理解を深める
8.動作・時間研究のまとめ
中間試験,試験内容解説
講義内容をまとめる
9.品質管理
・品質管理の定義
・QC手法
配布プリントを再読し理解を深める
10.日程計画(1)
・ジョブショップ型スケジューリング
配布プリントを再読し理解を深める
11.日程計画(2)
・プロジェクト型スケジューリング
配布プリントを再読し理解を深める
12.一個流し生産
・一個流し生産の理論
・一個流し生産を実現するための方法
配布プリントを再読し理解を深める
13.設備管理
・設備計画
・設備保全
配布プリントを再読し理解を深める
14.設計・製造の統合化
・フィーチャ技術に基づく設計・製造の統合化
配布プリントを再読し理解を深める
15.期末試験および試験の解説(範囲は上記1から14とする)ノート,プリント,参考書電卓使用可 1ー14までを復習して理解を深める

評価方法と基準

レポート・課題(30%)、中間試験(30%)、期末試験(40%)、総合得点60点以上を合格とする.

教科書・参考書

配布資料による

履修登録前の準備

特になし

学習・教育到達目標との対応

1.(A)学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力を身につける  (1) 与えられた課題に対し,自ら考え,調査・検討し目的を達成する能力
2.(D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する
3.(E)機械工学における基盤分野の理解に必要な基礎的な数学の知識と応用能力,実験・分析の遂行に必要な確率・統計,情報処理の基礎的な知識や自然現象を数学的にモデル化し,シミュレーションする基礎的な知識と応用能力を習得する  (1) 基礎的な数学の知識  (2) 実験データの分析能力  (3) 情報リテラシの習得  (4) 自然現象をモデル化し,シミュレーションする能力

オフィスアワー、質問・相談の方法

講義後30分程度対応します。
メールにて質問対応します。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対人基礎力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Sat Sep 24 08:26:13 JST 2016