Japanese / English

E0440700

電熱照明工学

Electro-Heat and Illuminating Engineering

開講部

工学部

開講学科

電気工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

D3
教授入倉隆この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

照明と電熱を一つの科目として扱う。内容は多岐にわたるが、重要なものに絞って学習する。照明に関しては、視覚、光源、照明計算等の基礎的な内容について学ぶ。電熱に関しては、熱計算、電気加熱の方式等の基礎的な内容について学ぶ。例題を取り入れ、理解を深めながら進める。

【照明における授業のねらい】
快適性を構成する要因としては、使いやすさ、楽しさ、心地よさなどがあげられる。光環境においても、身の回りの空間をいつでもスイッチひとつで明るくできるようになり、イルミネーションやライトアップなどひとの目を楽しませてくれる光が増えてきた。強い光が溢れる中で、本当に心地よい光はなかなか存在しない。昔ながらの囲炉裏やロウソクの火などにかえってほっとしたり安らぎを感じたりする。授業をとおして、心地よい光環境を実現するための条件について、理解できるようにする。

授業の目的

心地よい光環境を実現するための条件について、理解する。
熱計算、電気加熱の方式等の基礎的な内容について理解する。

達成目標

1.照明に用いられる測光量と単位について理解し、それを用いた照明計算ができる。
2.人の視覚特性について理解し、説明ができる。
3.各種光源の発光原理、構造及び特性について理解し、説明ができる。
4.屋内及び屋外の照明設計方法について理解し、説明ができる。
5.熱計算ができるとともに、各種加熱方式について理解し説明ができる。

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.照明の基礎 放射と光、測光量と単位(1) 教科書1〜15ページを読む
2.照明の基礎 測光量と単位(2) 教科書1〜15ページを読む
3.演習(1)光束、光度、照度、輝度、光束発散度 教科書1〜15ページを復習
4.目と見え方(1) 目の構造、比視感度、視力 教科書19〜33ページを読む
5.目と見え方(2) 対比、順応、演色性 教科書19〜33ページを読む
6.光源(1) 発光の原理、放電現象、白熱電球 配付資料を読む
7.中間試験とまとめ 1回〜6回で学んだことを復習教
8.光源(2) LED光源 科書65〜68ページを読む
9.照明計算 配光、光束、点光源、線光源及び面光源による直接照度計算法、平均照度の計算 教科書1〜15ページを復習
10.演習(2)配光、直接照度、平均照度 教科書1〜15ページを復習
11.照明設計の要件(特別講義) 教科書114〜124ページを読む
12.色の表示方法 教科書43〜52ページを読む
13.熱計算 配付資料を読む
14.電気加熱の方式 配付資料を読む
15.期末試験とまとめ 8回~14回で学んだことを復習する

評価方法と基準

達成目標1は演習(1)、(2)、中間試験および期末試験で評価する。達成目標2、3は中間試験で評価する。達成目標3、4、5は期末試験で評価する。課題提出10点×2回+中間試験40点+期末試験40点=100点として、60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:視覚と照明(裳華房)

履修登録前の準備

なし

学習・教育到達目標との対応

1.D3:ハードウェアとソフトウェアを包含する複雑な電気・電子デバイス、システムの解析と設計に必要な知識を駆使することにより、与えられた課題を解決できる。

オフィスアワー、質問・相談の方法

随時、研究室にて

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

対自己基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 09:02:37 JST 2016