Japanese / English

H0500200

土の力学

Introdution to Soil Mechanics

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

D
教授並河努この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

(授業の概要と目的)
 建設構造物は地盤上あるいは地盤中に建設される。また、盛土など土で構築される構造物もある。「土質力学」は建設分野における地盤を対象とする学問である。
 「土質力学1」では、この地盤を構成する土という物質の特性を認識し、土の性質及び挙動を理解することを主目的とする。特に、粒状体としての土の性質、地盤内の透水及び有効応力概念を理解することを主眼として学習する。

(到達目標)
 上記目的に記したとおり、粒状体としての土の性質の認識と、土の透水性および有効応力概念の十分な理解を目標とする。

授業の目的

土質力学の基礎を学ぶ

達成目標

1.土の物理量を理解し、基本的な計算ができる。
2.土の分類方法を理解し、適当な指標により分類及び分析ができる。
3.土の力学的な基本概念を理解し、有効応力が計算できる。
4.透水特性および影響因子を理解し、浸透圧や浸透量が計算できる。

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.地盤工学の概要 教科書第1章 演習問題
2.土の構成及び基本物理量(1) 教科書第2章 例題2.1 2.2
3.土の構成及び基本物理量(2) 課題1
4.土の構成及び基本的物理量(3) 問題演習 教科書第2章 演習問題
演習問題1(配布)
5.土の分類(1) 教科書第4章 例題4.1 演習問題
6.土の分類(2) 課題2
7.土の分類(3) 問題演習 演習問題2(配布)
8.全応力・間隙水圧・有効応力(1) 教科書第5章 例題5.1 5.2
9.全応力・間隙水圧・有効応力(2) 教科書第5章 演習問題
10.全応力・間隙水圧・有効応力(3) 問題演習 演習問題3(配布)
11.透水(1) 教科書第3章 例題 3.1
12.透水(2) 教科書第3章 例題3.2 3.3
13.透水(3) 課題3
14.期末テスト テストの復習
15.総復習 課題、テストの復習

評価方法と基準

評価は、課題及び小テスト20%、期末テスト80%とする。合格は60点以上とする。

教科書・参考書

足立格一郎著「土質力学」共立出版

履修登録前の準備

地圏の科学を履修していることが望ましい。

学習・教育到達目標との対応

1.D:土木材料系、構造工学系、地盤工学系、水工学系、土木計画系、土木環境系の専門基礎知識を体系的に習得する

オフィスアワー、質問・相談の方法

後期月曜2時限に授業であり、その後昼休みの時間質問を受ける。
後期は本授業以外はすべて豊洲の研究室に在席の予定であり、質問や問い合わせはメールにていつでも受け付ける。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 08:56:48 JST 2016