鉄筋コンクリート造の設計1 |
Structural Design of Reinforced Concrete |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | (2) |
| 教授 | 岸田慎司 | ![]() |
| 1. | 鉄筋コンクリート(RC)構造の基本的な原理および設計方法に関する理解を深めることである。鉄筋をコンクリート中に、何故埋め込んで、何故しっかり定着させなければならないのかという、RCの常識から、構造設計の考え方が習得できる。 |
| 2. | 鉄筋コンクリート構造物の作用外力(常時荷重、地震荷重)に対する応力解析法が習得できる。 |
| 3. | 建物の構成部材である、柱やはりの曲げによる主筋量、せん断による補強筋量の算定方法の考え方が理解できる。 |
| 4. | 二次設計法などの建物の変形能力に基づくRC構造物の構造設計法が理解できる。 |
| 【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
| 1. | 鉄筋コンクリート部材の力学の基礎 ・鉄筋コンクリート断面の原理 ・鉄筋コンクリート部材の力学特性 | プリント1 p.1〜12 |
| 2. | 過去の地震被害 | パワーポイントを利用(例えば、参考書:p.82〜89の被害写真等を見ておくこと) |
| 3. | 構造設計の流れ ・構造計画と構造設計 ・許容応力度設計法 | プリント1 p.13〜17 |
| 4. | コンクリートの性質 鉄筋の性質 鉄筋コンクリートの力学の基本概念 | プリント2 p.1,p.2 |
| 5. | 曲げを受ける部材 ・断面のひずみと応力度 | プリント2 p.3〜6 |
| 6. | 曲げを受ける部材 ・曲げモーメントと曲げ変形・ひずみ・応力度 ・許容曲げモーメント | プリント1 p.13〜15 |
| 7. | 曲げと軸力を受ける部材 | プリント1 p.18〜27 |
| 8. | 演習および復習 ・曲げ設計 ・ひび割れと配筋方法 | プリント1 p.18〜27 |
| 9. | せん断力を受ける部材 ・せん断力による壊れ方 ・せん断力の伝わり方 | プリント1 p.28〜37 |
| 10. | せん断力を受ける部材 ・せん断破壊を防止する方法 | プリント1 p.28〜37 |
| 11. | 柱梁接合部の設計 | プリント1 p.38〜51 |
| 12. | 壁部材の設計 | プリント1 p.38〜51 |
| 13. | 基礎・スラブの設計 | プリント1 p.18〜20 |
| 14. | 建物の強度と変形能力 各種コンクリート系構造概論 ・プレストレストコンクリートの特徴と原理 | プリント1 p.10〜12 |
| 15. | 期末試験 ・主に達成目標2,3に関連した問題の出題 ・試験終了後、解答を配布し、解説 | ・部材の主筋量とせん断補強筋量の算定、応力計算の演習の復習 ・専門語句の意味の復習 |
| ・ | 講義修了後、研究室にて。 |
| ・ | 対課題基礎力を育成する科目 |