西洋建築史 |
History of European Architecture |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | D) |
教授 | 伊藤洋子 |
1. | 代表的な歴史的建造物を見て、時代背景、様式、おおよその建設年代が察知できる能力を身につけること。 |
2. | 歴史的建築の部材や部位の名称、様式ごとの代表作品について基本的素養をもち、専門家として討論できる素養を持つこと。 |
3. | 建築史に学び、自身のこれからの建築観を確立すること。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 授業全体の概要 | ヨーロッパの歴史概論(興味ある新書などで読んでおくことが望ましい。) |
2. | 西洋古典建築I(ギリシャ建築) ・エーゲ海文明とギリシャ建築 ・建築オーダーの概念 | 教科書をよく読む。p107-114 |
3. | 西洋古典建築II(ローマ建築) ・ローマ建築の特質 ・材料と構築法の多様化 | 教科書をよく読む。p114-129 |
4. | 歴史的建造物の見学とスケッチ課題 講評 ・ビザンチン建築とイスラム建築1 | 教科書をよく読む。p130-140 |
5. | 組積造の原理 ・ペンデンティブ・ドームの発達 ・ビザンチン建築とイスラム建築2 | 教科書をよく読む。p130-140 |
6. | ロマネスク建築 ・カロリング朝建築からロマネスク建築へ ・ビザンチン・イスラム建築の影響 | 教科書をよく読む。p141-149 |
7. | ゴシック建築I ・ゴシック建築の構造的特徴 ・ゴシック建築の成立 | 教科書をよく読む。p149-162 |
8. | ゴシック建築II ・古拙期/最盛期/爛熟期/衰退期 ・ヨーロッパ各国別に見るゴシック建築 | 教科書をよく読む。p149-162 |
9. | ルネサンス建築I ・イタリア・ルネサンスとその建築 ・ブルネレスキ、アルベルティ、ブラマンテ | 教科書をよく読む。p163-184 |
10. | ルネサンス建築II ・ヨーロッパ各国別に見るルネサンス建築 ・建築書の出版と普及 | 教科書をよく読む。p163-184 |
11. | マニエリスムからバロック建築へ ・サンピエトロ大聖堂の設計経緯 ・ミケランジェロ、パラディオ、ベルニーニ | 教科書をよく読む。p177-202 |
12. | バロック・ロココ建築と西欧絶対王権 ・ローマ法王庁と建築家 ・フランス絶対王権と宮廷建築 | 教科書をよく読む。p184-207 |
13. | 19世紀リヴァイヴァリズムI ・新古典主義建築 ・ロマン派建築 | 教科書をよく読む。p207-218 |
14. | 19世紀リヴァイヴァリズムII ・鉄鋼の製法とポルトランドセメント ・近代建築への黎明 | 教科書をよく読む。p221-236 |
15. | 模型課題の講評 ・古典古代建築の部分模型 ・中世以降の建築の全体模型 | 教科書を全体に再読する。 |
・ | 豊洲校舎では前期、火曜日午後、後期、水曜日午後、大宮校舎では授業日の昼休み |
・ | 知識活用力を育成する科目 |