形式言語とオートマトン |
Automata and Formal Languages |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 情報工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | B-1 |
教授 | 中島毅 |
1. | 順序機械を読み記述できる (授業計画の2に対応) |
2. | DFA、NFA、ε-NFAを理解し受理する/しない語を判断できる (授業計画の3〜6に対応) |
3. | DFA→正規表現→ε-NFA→NFA→DFAの変形ができ (授業計画の4〜7に対応)、 DFAの最小化ができる (授業計画の9〜10に対応) |
4. | 構文木を理解し中置、ポーランド、逆ポーランド記法間の変換ができる (授業計画の12に対応) |
5. | 構文木を介し、文脈自由文法とプッシュダウンオートマトンの等価性を理解でき(授業計画の13に対応)、BNFから構文図式への変換ができる (授業計画の11に対応) |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 概要: オートマトンと言語、チョムスキの4階層 | シラバスの閲覧 |
2. | 形式言語と帰納的表現: 語、言語、クリーネ閉包 順序機械: ミーリ機械、ムーア機械 | 教科書:pp.22-25,32-39,83-88 |
3. | 言語の受理、決定性オートマトン(DFA) | 教科書:pp.88-95 |
4. | 正規表現、正規方程式(DFAからの変換) | 教科書:pp.96-104 |
5. | 非決定性オートマトン(NFA): 定義とDFAへの変換 | 教科書:pp.105-109 |
6. | ε-NFA: 定義とNFAへの変換 | 教科書:pp.109-112 |
7. | 正規表現からε-NFA、NFA、DFA | 教科書:pp.112-115 |
8. | 中間テスト、講評 | 教科書:上記2-7の範囲 |
9. | 最小化(1):Myhill-Nerodeの定理、同値類 | 教科書:pp.116-119 |
10. | 最小化(2):最小化と演習 | 教科書:pp.121-123 |
11. | 形式言語とBNF記法:メタ言語、構文図式 | 教科書:pp. 43-47 |
12. | 形式言語としての数式と構文木 ・中置、ポーランド、逆ポーランド記法 | 教科書:pp.41-43,78-80,140-144 |
13. | 文脈自由文法とプッシュダウンオートマトン | 教科書:pp.145-153,125-131 |
14. | 復習と応用的話題 | 教科書:上記2-7,9-14の範囲 |
15. | 期末テストと解説 | 教科書:上記2-7,9-14の範囲 |
・ | 火曜16:10 |
・ | 対課題基礎力を育成する科目 |