Japanese / English

L0861000

基礎情報演習2B

Fundamental Exercise on Computer and Information Engineering 2B

開講部

工学部

開講学科

情報工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

演習

教育目標

C-2
教授宇佐美公良この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

コンピュータの頭脳部であるCPUの動作メカニズムを理解するために、アセンブラ言語を用いてプログラミングを行い、シミュレータで走行確認しながら学習する。情報処理技術者試験で定義されたアセンブラ言語(CASLII)を用いることにより、幅広い演習問題を題材にしてプログラミングを行なう。さらに、CPU内部のレジスタやメモリのデータがどのように変化していくのかを、シミュレータを動作させながら、視覚的に把握する。

授業の目的

アセンブラ言語を用いてプログラミングを行い、シミュレータで走行確認しながら、CPUの中で情報処理がどのように行われているかを理解する。

達成目標

1.アセンブラ言語(CASLII)を用いてプログラミングができること
2.実行途中のレジスタやメモリの内容を理解できること
3.実効アドレスや間接アドレッシング、スタックの概念を理解し、利用できるようにすること

授業で使用する言語

日本語

授業計画

1.アセンブラ言語とプログラミング、シミュレータの使い方、加算/減算命令
2.ロード命令、ストア命令、定数の定義方法
3.論理演算命令(AND、OR、XOR)
4.シフト演算命令、リテラル
5.比較演算命令、分岐命令、フラグレジスタ
6.アドレス修飾、インデクスレジスタ、文字定数、出力命令
7.入力命令、文字の処理
8.スタック、スタックポインタ、PUSHとPOP、副プログラムの呼出しと復帰
9.アドレス定数、副プログラムの利用法
10.再帰処理
11.整列アルゴリズムとアセンブラプログラム
12.連結リストとアセンブラプログラム
13.アセンブラにおけるリスト処理と二分木、キュー構造
14.総合演習
15.期末試験と講評

評価方法と基準

成績は、授業中の小テスト(30%)、課題提出(25%)、期末試験(45%)の合計点で評価する。

教科書・参考書

「アセンブラ言語CASLII」東田幸樹他著 工学図書、「基礎情報演習2B 演習資料集」宇佐美公良著 芝浦工大生協。

履修登録前の準備

コンピュータアーキテクチャ1

オフィスアワー、質問・相談の方法

毎週火曜日16:20〜17:00

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が大部分

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 09:27:37 JST 2016