04185203
基礎有機化学 |
Fundamental Organic Chemistry |
所属する学科・専攻を選択してください
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | D-1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械機能工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | E |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 材料工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | I.a |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 応用化学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 自由 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 電気工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | C1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 通信工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | C1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 電子工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | C |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 土木工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | C |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | (2) |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 建築工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | C) |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 情報工学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期・後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 共通数理(数理専門基礎化学) |
講義区分 | 講義 |
教育目標 | A |
授業の概要
「化学(基底科目)」や「基礎化学」では,物質の性質や変化を物理法則に基づいて定量的に取り扱う「物理化学」の基礎を学びましたが,有機材料やバイオの分野に大きく枝を広げている現代化学の理解には,もう一つの大きな柱である「有機化学」の素養が不可欠です.この授業は,「化学」や「基礎化学」「一般化学」などをすでに学んだ学生が「有機化学」の基礎を学ぶためのものです.
化学も他の数理科学と同様,論理的な思考の上に成り立っています.有機化学も例外ではありません.有機化学は暗記の学問だと思っている人が多いようですが,有機化学にも論理があります.有機化学の論理を学び,有機化学を「考える科学」に変えるのが,この授業の目的です.また,この授業では,有機化学がいかに社会に貢献しているかについて知る機会も提供します.
この授業では,新しい思考方法を学ぶので,頭を軟らかくして臨んでください.
授業の目的
有機化学は暗記の学問ではありません.有機化学にも論理があります.有機化学の論理を学び,有機化学を「考える科学」に変えるのが,この授業の目的です.また,この授業では,有機化学を学ぶことによって,身の回りの現象や,社会で問題となっている事柄について,理解を深めることも目的としています.
達成目標
1. | 有機化合物の構造式を見て,実際の分子の構造をイメージすることができる.(授業計画 2 〜 5)
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2. | 結合の生成と開裂を,電子の動きと関連づけて理解し,主要な有機化学反応の機構を巻矢印を用いて表すことができる.(授業計画 4,7,9)
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3. | 有機化合物の合成に用いられる基本的な反応,とくに代表的な炭素−炭素結合反応の生成物が予測できる.(授業計画 9,10,11,12)
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4. | キラリティーとは何かがわかり,生命現象におけるキラリティーの重要性を理解している.(授業計画 13)
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5. | 有機化学の成果が私たちの日常生活にどのように反映されているか,理解している.(授業計画 1,11,13)
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授業で使用する言語
授業計画
| 【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 |
1. | ガイダンス
オゾン層とフロンガス
| 教科書の「1章」を読んでおくこと.
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2. | 価電子とルイス構造式
| 教科書の「2章」を読んでおくこと.
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3. | 形式電荷と共鳴構造
| 教科書の「3章」 を読んでおくこと.
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4. | 分子の形と混成軌道
| 教科書の「4章」 を読んでおくこと.
また,ワークブックの p. 1 〜 4 を読んでおくこと.
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5. | 有機化合物の構造表記
| 教科書の「5章」5.1 を読んでおくこと.
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6. | 有機化合物の命名法
| 教科書の「5章」5.2 を読んでおくこと.
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7. | 結合の形成と切断
| 教科書の「8章」を読んでおくこと.
また,ワークブックの p. 11 〜 15 とp. 31 〜 32 を読んでおくこと.
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8. | 中間試験と解説
| 第1回から第7回までの授業で学んだことをよく復習すること.
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9. | ハロアルカンの求核置換反応(1)
| 教科書の「10章」を読んでおくこと.
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10. | ハロアルカンの求核置換反応(2)
| 教科書の「14章」を読んでおくこと.
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11. | キラリティーと不斉合成
| 教科書の「11章」を読んでおくこと.
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12. | 環状化合物の構造
| 教科書の「12章」を読んでおくこと.
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13. | カルボニル化合物の求核付加反応とアルケンの求電子付加反応
| 教科書の「7章」を読んでおくこと.
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14. | 有機合成とその計画
| 教科書の「6章」を読んでおくこと.
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15. | 期末試験と解説
| 第8回から第14回までの授業で学んだことをよく復習すること.
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評価方法と基準
演習をほぼ毎回行う.時折,宿題も課す.これらの提出物を,毎回 5点満点で評価し,その合計を50点満点に換算する.
演習50点,中間試験25点,期末試験25点,合計100点とし,総合得点60点以上を合格とする.
教科書・参考書
教科書:「ビギナーズ 有機化学(第2版)」川端 潤 著(化学同人)
ワークブック:「有機化学 ワークブック」奥山 格 著(丸善)
以上の2冊は必須です.ワークブックも演習に使いますので,必ず手に入れてください.
授業の資料は,大宮の「課題提出フォルダ」を通して配布します.
次の教科書は少し高価ですが,大変参考になります.本格的に学びたい人にはお勧めです. 参考書:「有機化学」奥山 格 監修(丸善)
履修登録前の準備
「基礎化学 A, B」を履修した上でこの科目を履修することが望ましい.
オフィスアワー、質問・相談の方法
・ | 研究室(3号館 1階 3100-2 号室)で対応します.部屋にいる限り,基本的にはいつでも結構です.
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・ | メールでの相談にも応じます.asao@sic.shibaura-it.ac.jp
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環境との関連
地域志向
社会的・職業的自立力の育成
・ | 知識活用力を育成する科目 |
・ | 対課題基礎力を育成する科目 |
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上
授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応
所属する学科・専攻を選択してください- (D-1)基本的な物理現象を自然科学の原理から数学的に導くことができ,機械の設計や性能評価に必要な技術計算ならびに統計処理を正確に行うことができる.
- (E)機械工学における基盤分野の理解に必要な基礎的な数学の知識と応用能力,実験・分析の遂行に必要な確率・統計,情報処理の基礎的な知識や自然現象を数学的にモデル化し,シミュレーションする基礎的な知識と応用能力を習得する
(1) 基礎的な数学の知識
(2) 実験データの分析能力
(3) 情報リテラシの習得
(4) 自然現象をモデル化し,シミュレーションする能力
- I.a) 数学・自然科学:工学の基礎となる数学、自然科学を十分に理解し、専門技術の修得を可能にする。
設定なし(応用化学科)- C1:自然科学全般の基礎的な考え方を理解し、技術の基盤となる自然科学の原理を説明できる。
- C1 自然科学全般の基礎的な考え方を理解し、自然科学の原理を説明できる。
- (C)自然科学、数学、情報技術の知識を習得し、現象を論理的に考えて理解する能力を身につける。
- C:数学および自然科学などに関する工学基礎知識を習得し、土木工学分野において応用・利活用できる能力を身につける
- (2)技術と関連する普遍的法則としての科学を理解する。
- C) 数理的知識に基づき論理的に把握する能力の習得
- A. 数学、自然科学、情報利用技術を問題解決に応用する能力
最終更新 : Sat Sep 24 08:03:43 JST 2016