Japanese / English

Q0460000

メカトロニクスI

Mechatronics 1

開講部

システム理工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

D-1,D-2,D-3
教授足立吉隆この授業の2016年度のアンケートを参照

授業の概要

メカトロニクスとは,メカニズムとエレクトロニクスを結合した和製英語である.しかし,現在ではコンピュータなどの頭脳を持った機械,ひいては技術全体をさす用語として世界中で通用する.授業ではメカトロニクスの根幹となる各要素技術の基礎を学び,技術全体を俯瞰する.基本的なメカトロニクスの例として,PLC(programmable logic controller)による空気圧装置の制御技術を理解することを目標とする.

授業の目的

メカトロニクスを構成する,アクチュエータや動力伝達機構などのメカ系要素技術,電子回路や各種センサなどのエレクトロニクス系要素技術,さらにはPLCによるシーケンス制御やプログラミングなどのソフトウェア系要素技術を理解し,これらを組み合わせたシステムの制御方法を習得する.

達成目標

1.アクチュエータ,センサ,動力伝達機構などのメカ系要素技術が分かる.
2.電子回路,論理回路,センサなどのエレクトロニクス系要素技術が分かる.
3.PLCによるシーケンス制御,プログラミングなどのソフトウェア系要素技術が分かる.

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.メカトロニクス概要
1) メカトロニクスの歴史
2) メカトロニクスの例
3) メカトロニクスの構成要素
身近にあるメカトロニクスの例を探し,その構成要素を調べる.
2.シーケンス制御の概要
1) リレー回路によるシーケンス制御の概要
2) PLCによるシーケンス制御の概要
与えられた宿題を授業開始時に提出する.
3.シーケンス制御におけるセンサ
1) 位置センサ
2) 力センサ
3) 圧力センサ
4) 加速度センサ
5) 温度センサ
与えられた宿題を授業開始時に提出する.
4.シーケンス制御におけるスイッチ,表示
1) スイッチ
2) ランプ
3) ディスプレス
与えられた宿題を授業開始時に提出する.
5.シーケンス制御におけるアクチュエータ
1) 空圧機器
2) 油圧機器
3) 電動機器
与えられた宿題を授業開始時に提出する.
6.リレー回路によるシーケンス制御
1) ラダー図の基本
2) ラダー図の応用
与えられた宿題を授業開始時に提出する.
7.中間試験と解説 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
8.PLC(Programmable Logic Controller)の概要 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
9.PLCと制御回路について
1) PLCのCPU
2) PLCの入力回路
3) PLCの出力回路
与えられた宿題を授業開始時に提出する.
10.PLCのプログラミング方法 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
11.PLCによる論理制御 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
12.PLCによるシーケンス制御 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
13.PLCの応用(電動機器の制御) 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
14.PLCの応用(空圧機器の制御) 与えられた宿題を授業開始時に提出する.
15.期末試験および解説 期末試験で間違った問題をやり直して再提出する.

評価方法と基準

宿題(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)を合計し,60点以上を合格とする.
欠席は厳禁.

教科書・参考書

プリントを配布する.参考書は随時紹介する.

履修登録前の準備

次の授業を履修していること.制御工学1,制御工学2,基礎エレクトロニクス,機構学

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後30分,研究室にて.

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が概ね半数

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Sat Sep 24 07:52:54 JST 2016