Japanese / English

Q0650600

設計製図

Engineering Design and Drafting

開講部

システム理工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

製図

教育目標

D-1,D-2,D-3,H-1
教授足立吉隆
講師白勢圭一

授業の概要

平歯車を用いた減速機やウォームギアを用いた減速機を例題として,技術計算から組立図の作成,さらには部品図の作成を行い,機械を開発するための基本的スキルを身につける.

授業の目的

機械材料,機構学,加工工学,機械工学実習,一般力学,材料力学などの授業で習得した知識を基に,複数の部品から構成される機械装置の設計を行うための能力を身につける.
機械製図法,基礎製図などの授業で習得したJIS(日本工業規格)機械製図の規則、精度に関する知識を基に、設計した機械装置の製図を行う能力を身につける.

達成目標

1.材質,機構,材料力学,機械力学,加工法などを考えながら,設計課題の設計ができるようになる.
2.設計した機械装置の組立図をJIS機械製図の規則に基づき描くことができるようになる.
3.幾何公差や最大実体公差方式、表面性状の指示方法、JISやISOと整合した最新の製図則などに基づき部品図を描くことができるようになる.

授業で使用する言語

日本語

授業計画

1.課題の説明.歯車の検討.モジュールの計算.歯車の寸法計算.設計書1の作成.
2.検討図の作成.駆動部品の強度計算.軸受の選定.ケーシング方法,潤滑方法の検討.設計書2の作成.
3.レイアウトの検討.
4.組立図(正面図)の製図
5.組立図(平面図),組立図(側面図)の製図
6.組立図の評価,再提出の指示など
7.部品図(ケーシング)の製図
8.部品図(ケーシング)の評価,再提出の指示など
9.部品図(軸関係)の製図
10.部品図(軸関係)の評価,再提出の指示など
11.部品図(歯車)の製図
12.部品図(歯車)の評価,再提出の指示など
13.部品図(蓋やカラーなど)の製図
14.部品図(蓋やカラーなど)の評価,再提出の指示など
15.部品図の最終評価.

評価方法と基準

設計書,組立図,部品図を担当教員からチェックを受け,各60%以上で合格とする.

教科書・参考書

プリントを配布する.

履修登録前の準備

次の科目を履修していること.物理学1,物理学2,機械材料,機械力学,機構学,材料力学、機械製図法,加工工学.

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後30分,研究室にて.

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対自己基礎力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が大部分

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 08:56:22 JST 2016