Japanese / English

Q2640500

創生設計

Inventive and Creative Design

開講部

システム理工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

G-1
教授長谷川浩志この授業の2015年度のアンケートを参照
准教授渡邉大

授業の概要

市場調査,ニーズ分析,基本計画までの製品開発の上流設計プロセスを学修する.この基本計画までのデザインプロセスでは,既存製品のユニバーサルデザイン評価,感性価値創出,リバースエンジニアリング,機能構造の把握,品質展開,3DCADを用いた製品企画までの体系的なプロセスを講義と演習を通じたアクティブラーニングで実施する.

授業の目的

ユニバーサルデザインに基づく評価,感性価値創出,リバースエンジニアリング,機能構造分析,品質展開などの各種手法の修得と3DCADを用いたデザインと構造設計に関する能力を修得する.

達成目標

1.ものづくりの上流工程で求められるデザインプロセスを理解する.
2.基本計画までに利用される各種手法を修得する.
3.複数の手法を体系的に利用し,有機的に結びつける考え方,システム思考を理解する.

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.新商品開発の基本設計(キックスケータを対象) シラバスを確認する
2.ユニバーサルデザイン: 概要説明,開発チームの結成 ユニバーサルデザインとは何かを調べておく
3.ユニバーサルデザイン: 試乗とグループ討議 ユニバーサルデザインとは何かを調べておく
4.機能構造と品質機能展開(QFD)の復習 システム工学Aの教科書と日経ものづくり等の機械系雑誌に目を通しておく
5.リバースエンジニアリング(スケッチと機能構造図作成) システム工学Aの機能設計について復習をする
6.感性価値創出のための感動品質の導出 BS,KJ法やマインドマップ等の議論の方法をシステム工学Aおよび演習Aの教科書,レポートをもとに復習すること
7.感性価値創出に向けた感動品質の導出とQFDへの展開 品質機能展開表の作成
8.企画書のデザイレビュー デザインレビュー用の資料を作成する
9.最終企画書の作成(全体計画),グループ作業 新商品開発に向けたアイデアやスケッチをまとめる
10.最終企画書の作成(全体計画),グループ作業 機械製図法,設計製図のテキストに目を通す
11.最終企画書の作成(パーツ),グループ作業 3DCADのマニュアルを確認する
12.最終企画書の作成(パーツ),グループ作業 3DCADのマニュアルを確認する
13.最終企画書の作成(CAE),グループ作業 3DCADのマニュアル,CAE部分を確認する
14.最終企画書の作成(アセンブリ),グループ作業 個人で実施した部分を整理し,グループ内のメンバーと共有する
15.最終発表会: 演習課題の報告と質疑応答 発表会用資料を作成する

評価方法と基準

ユニバーサルデザインのデザインレビュー(15点),品質機能展開のデザインレビュー(15点),最終発表会(30点),3DCADの個人課題(20点),CAEの個人課題(20点),の計100点満点で評価する.

教科書・参考書

必要資料は適宜授業にて配布する.

履修登録前の準備

習得を希望する科目 材料力学I,II,応用設計・同演習,デジタルエンジニアリング

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目
対人基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が大部分

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 09:38:23 JST 2016