Japanese / English

R0440000

居住環境デザイン

Living Environment Design

開講部

システム理工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

A-1,A-2,D-1,E,G-1
教授澤田 英行この授業の2016年度のアンケートを参照

授業の概要

居住環境デザインとは、人の生活、社会活動の場を、さまざまな自然・社会環境の中でより良く適える仕組みとして構想するものである。それを実現するための建築設計には、自然現象・社会活動・歴史・文化などの情報に対する知識と理解が必要とされる。本授業は、そのスキルを身に付けるアクティブ・ラーニングである。
受講生は、テキストを読解し、その内容について議論することで、知識を深める。各回の授業は、「立論」「対論」「司会・書記」のグループに分かれたディベート(討論)形式で、と教員による解説によって構成する。

授業の目的

本授業は、「居住環境とは」「建築のムーブメント」「建築思想」「建築の形態・空間」「建築と都市」などの概念的なテーマについて,
実践的に思考し、議論するものである。建築設計やまちづくりの基礎知識の理解と修得、ディベート(討論)技量の向上を目的とする。

達成目標

1.建築設計のための応用的知識を理解できる
2.建築設計のための応用的知識を自らの思考へ援用できる
3.ディベートによる、コミュニケーション力の向上

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.ガイダンス:居住環境とは 教科書の熟読と考えの整理
2.建築のムーブメント その1.:近代の建築
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
3.建築のムーブメント その2.:現代の建築
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
4.建築のムーブメント その3.:戦後日本の建築
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
5.建築思想 その1.:建築表記の射程
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
6.建築思想 その2.:建築の原点
ディベートと解説
教科書の熟読と考えの整理
7.建築の形態・空間 その1.:建築の要素
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
8.建築の形態・空間 その2.:建築のかたち
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
9.建築の形態・空間 その3.:部分と全体
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
10.建築の形態・空間 その4.:光について
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
11.建築の形態・空間 その5.:空間について
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
12.建築の形態・空間 その6.:力の流れと表現
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
13.建築と都市 その1.:近・現代の都市
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
14.建築と都市 その2.:持続可能性と建築デザイン
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理
15.まとめ:現代における「居住環境」の可能性
ディベートと説明
教科書の熟読と考えの整理

評価方法と基準

成績評価は以下の方法で行う。
•各テーマに対する発言回数 40% 
•応答内容 30%
•プレゼンテーション 30%
以上の割合で,総合的に判定する。

教科書・参考書

教科書:「テキスト建築意匠」学芸出版社ISBN978-4-7615-3146-1

履修登録前の準備

授業開始前にBIM(Building Information Modeling)ソフトウエア(3次元オブジェクトCAD、各種環境シミュレーションソフトなど)の操作に習熟すること。
建築士等資格取得を目指す人にとっての重要科目。
演習科目「居住環境デザイン演習」との密接な関連あり。本授業と併せて受講することを薦める。

オフィスアワー、質問・相談の方法

基本的にはメールで対応
面談が必要な場合はメールにて予約を入れること

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対人基礎力を育成する科目
対自己基礎力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が概ね半数

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Wed Apr 05 16:20:56 JST 2017