Japanese / English

30085400

文章論

Composition

開講部

システム理工学部

開講学科

共通科目

開講学年

1年次

開講時期

前期・後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

総合科目

講義区分

講義
講師大澤志郎この授業の2016年度のアンケートを参照

小池心平この授業の2016年度のアンケートを参照

授業の概要

大学や社会で通用する文章、実用文とはどういうものなのか。本授業においては、講義とともに演習や講評にも重点を置いて、論理的でかつ読者に分かりやすい実用文の書き方を習得する。
具体的には、

(1)レポートや論文と言った「実用文」が、今までに学んできた文章となにが違うの
   か、その違いを知ることから始める。
(2)次に、大学や社会で日常的に使われている文章の基本的な書き方を学ぶ。
(3)さらに、先人のレポートや論文を参考にして、その論理展開を学ぶ。

なお、授業の時間配分は、講義および講評60分、演習30分を目安とする。

授業の目的

1.自分自身の力で幅広い知識の習得ができるよう動機づける。
2.ものごとを論理的に考える習慣を身に着ける。
3.自分の考えや見聞きしたことを、正確に他人に伝えることを学ぶ。
4.文章の表現方法とその価値について学ぶ。

達成目標

1.レポート・論文作成のための基礎的な知識を習得する。
2.読み手に伝わる文章を作成する。
3.沢山読み、沢山書き、自分自身で一生懸命考えることができる。

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.概論 『文章論』という講義について考える。

   1)社会で必要とされている文章(以下実用文とい     う)とはどういうものなのか。
   2)実用文と、今までに書いてきた文章と、何が違     うのか。
   3)実用文を書くに必要とされる要素はなにか。
   4)実用文の構造とは。
講義から、何を習得しようとするのか、良く考えておくこと。
2.『ことば』の属性を考える

   通じている「つもり」と独りよがりにならないよ    う、『ことば』を良く理解し、伝える。
直近1週間における社会・自然科学等の現象の中で、興味を持った項目について、レポートできるようにしておくこと。
3.実用文研究1

   文章の果たす役割および書き方を知る。
   1)議事録
   2)工場見学・出張報告
   3)実験ノート
同上
4.実用文研究2

   文章の果たす役割および書き方を知る。
   4)商品説明書
   5)マニュアル1  使用説明書
   6)マニュアル2  業務手順書
同上
5.実用文研究3

   文章の果たす役割および書き方を知る。
   7)計画表
   8)チェック表
同上
6.レポート研究1

   レポート文の構成、書き方について学ぶ。
同上
7.レポート研究2

   レポートを読み、要約することで、先人の論理的思   考に触れる。
同上
8.レポート研究3

   レポートを読み、要約することで、先人の論理的思   考に触れる。
同上
9.レポート研究4

   レポートを読み、要約することで、先人の論理的思   考に触れる。
同上
10.レポート研究5

   与えられた課題に関してレポートを作成する。
同上
11.レポート研究6

   自分でテーマを見つけ、レポートを作成する。
同上
12.レポート研究7

   自分でテーマを見つけ、レポートを作成する。
同上
13.引用・複製と著作権の問題を考える。 同上
14.課題レポートを作成する。 同上
15.課題レポートを講評する。 同上

評価方法と基準

1.達成目標(1)について
  期末論文・レポートの提出で評価する。(評価割合50%)
  課題、提出要領については、1か月前の授業時間中に発表する。

2.達成目標(2)、(3)について
  毎回の講義における演習(レポート作成など)、自宅学習課題を評価する。
  (評価割合50%)


科目の合否は、それぞれの合計得点率が60%以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書 :特に用いない。
参考文献:講義の中で適宜紹介する。
     なお、各種学会誌、論文集、専門誌などを読む習慣をつけておくとよい。

履修登録前の準備

特になし。

オフィスアワー、質問・相談の方法

大宮キャンパス:授業前後。教室または講師室にて。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

地域志向

地域志向授業科目

社会的・職業的自立力の育成

対人基礎力を育成する科目
対自己基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加による授業が概ね半数

最終更新 : Sat Sep 24 08:28:50 JST 2016