| 【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 |
1. | 生理学とは:初めに、本講義全体の流れと評価方法について説明する。その後、生理学と何か?生理学の種類や歴史にふれ、ホメオスタシスについて解説する。
| ホメオスタシスについて予習すること。
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2. | 体液について:水の生理学的性質、体液の組成などについて講義する。細胞内液と外液、間質液、水分摂取と排泄などをキーワードとして解説する。
| 水の生理学的性質、水分摂取と排泄、ヒトの体液組成に関する部分を予習すること。
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3. | 活動電位:ニューロン内での情報伝達の仕組みについて、情報とはつまり何なのか、前半は脳神経系についてニューロンの構造について解説し、後半に膜電位・活動電位を中心として講義する。講義の終盤、跳躍伝導に関連させて、グリア細胞についても触れる。
| ニューロンの活動電位に関する部分を予習すること。
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4. | シナプス伝達:ニューロン間での情報伝達機構の仕組みについて神経伝達物質の放出と授受を中心に抗議する。神経伝達不全により生じる脳神経疾患についても解説する。*神経伝達機構は、第3回と4回でセットになっているため、講義の進捗状況によっては、各回の内容が早まったり、前後する可能性がある。
| ニューロン間での情報伝達機構、シナプス、神経伝達物質の範囲を予習すること。
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5. | 筋の生理学1:筋の分類、その中でも骨格筋の役割や構造について講義する。筋収縮の仕組みや種類、筋節、明帯、暗帯などを解説する。
| 骨格筋の種類や構造について予習すること。
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6. | 筋の生理学2:筋細胞の中での筋収縮のより詳細なメカニズムについて講義する。T管の構造、筋小胞体からのカルシウムイオン放出のメカニズム(CICR)を中心に解説する。
| 筋細胞レベルでの筋収縮のメカニズムついて予習すること。
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7. | 筋の生理学3:筋収縮のメカニズムの中でも、アクチンとミオシンの滑走説、張力、加重を中心として講義する。*筋の範囲は3回連続して行うため、講義の進捗状況によっては、各回の内容が早まったり前後する可能性がある。
| アクチン、ミオシン、トロポニンについて予習する。
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8. | 中間試験とその解説
| これまでの範囲で試験を行う。配布プリント、テキスト、板書および講義時に口頭で解説したことを出題範囲とする。詳細は第7回実施時の冒頭に説明する。
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9. | 中枢神経1:神経系についての基礎、中枢神経と末梢神経の違い、それぞれの種類、脊髄神経、をキーワードとして講義する。
| 神経系の機能脊髄の構造について予習すること。
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10. | 中枢神経2:末梢神経の中でも反射に重点を置き、その種類や実際に生体で起きる反応について講義する。受容器、効果器、アルファ運動ニューロンなどをキーワードとして解説する。
| 反射、運動ニューロンについて予習すること。
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11. | 中枢神経3:遠心性、求心性の違いなどについて講義する。交感神経、副交感神経、自律神経の二重支配についても解説する。*中枢神経の範囲は3回連続して行うため、講義の進捗状況によっては、各回の内容が早まったり前後する可能性がある。
| 末梢神経と中枢神経との関係について予習すること。交感神経と副交感神経による二重支配について予習すること。
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12. | 血液1:血液成分について講義し、血漿と血球、血清と血漿の違い、血漿タンパク質による浸透圧の調整を中心に解説する。血液型の違い、診断法なども説明する。
| 血液の分類と血漿タンパク質について予習すること。
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13. | 血液2:循環器系の分野を中心に心臓の構造と働きについて講義する。心拍、拍動などについても解説する。体循環と肺循環、心筋についても触れる。
| 心臓の構造とその機能について予習してください
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14. | 血液3:第13回に引き続き、循環器系の分野を中心に、血管の構造とその機能、血圧の仕組みなどについて講義する。*血液の範囲は3回連続して行うため、講義の進捗状況によっては、各界の内容が早まったり前後する可能性がある。
| 血管の構造とその機能について予習してください
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15. | 期末試験とその解説
| 全ての範囲で期末試験を行う。配布プリント、テキスト、板書および講義時に口頭で解説したことを出題範囲とする。詳細は第14回実施時の冒頭に説明する。
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