Japanese / English

V0130500

代数学I

Algebra 1

開講部

システム理工学部

開講学科

数理科学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

C-1
教授江上繁樹この授業の2015年度のアンケートを参照

授業の概要

抽象的な群の定義から豊かな理論を構築し、さらにその結果を具体的な例に適用してみることにより、数学的な議論・考え方に慣れることを目的とする。主な内容は、群、部分群、同値関係と同値類別、正規部分群と剰余群、準同型写像と準同型定理、共役類と類等式、シローの定理、群の直積、巡回群である。

授業の目的

群論を学ぶ

達成目標

1.群論の基本的概念を学ぶ。準代数学の基本的な考え方を身につける。
2.(正規)部分群による類別を理解する。
3.同型・同型定理による群どうしの関係や群の階層構造について理解する。

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.集合と写像 線形代数I IIの復習
2.同値関係、順序関係 前回講義の復習
3.群とその例 (1)  加法群、乗法群、Abel群 前回講義の復習
4.群とその例 (2)  有限群、対称群 前回講義の復習
5.部分群と生成系 前回講義の復習
6.剰余類分解 前回講義の復習
7.正規部分群と剰余群 前回講義の復習
8.中間試験と講評 第7回までの復習
9.準同型写像、同型写像 前回講義の復習
10.準同型定理、同型定理 前回講義の復習
11.共役類と類等式 前回講義の復習
12.巡回群と置換群 前回講義の復習
13.群の直積 前回講義の復習
14.シローの定理 前回講義の復習
15.期末試験と講評 第14回までの復習

評価方法と基準

中間試験30%、期末試験70%で評価するが、小テストやレポート提出を課した場合はこれらも加味する。

教科書・参考書

第1回目の講義で指示する

履修登録前の準備

初等整数論、離散数学を履修していることが望ましい

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

社会的・職業的自立力を育成しない科目

アクティブ・ラーニング科目

該当しない

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 09:44:02 JST 2016