Japanese / English

V0450600

シミュレーション

Simulation

開講部

システム理工学部

開講学科

数理科学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

教育目標

C-1,G-1
教授石渡哲哉この授業の2015年度のアンケートを参照

授業の概要

自然現象や社会現象を記述する数理モデルに対し、適当な初期・境界条件下で数値シミュレーションを行う方法の紹介を行い、その数学的背景について学ぶ。また、実際に計算機を用いて数値シミュレーションを行い、データの可視化についても学ぶ。これらのPC実習を通して数理モデルの解の挙動を理解する。

授業の目的

現象を記述する微分方程式に対する数値シミュレーションおよび可視化をできるようになること。

達成目標

1.微分方程式に対するシミュレーション技術の基礎を学ぶ。
2.各シミュレーション技術の数学的背景について理解を深める。
3.具体的な問題に対するシミュレーションを行ない、現象を理解できるようになる。

授業で使用する言語

日本語

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.数理モデルとシミュレーション 数値解析、および、現象の数理、について復習する。
2.数値シミュレーションプログラムと関連ツール 情報処理IおよびII、および同演習の内容を復習する。
3.簡単な具体例に対するシミュレーションアルゴリズム 微分方程式に対する各数値解法について復習する。
4.簡単な常微分方程式のシミュレーションと可視化 C言語、および、各種可視化ツールについて、使用できるようにしておく。
5.非線形モデル(ODE)のシミュレーションと可視化 微分方程式論、および、オイラー法、ルンゲクッタ法について復習する。
6.非線形常微分方程式系のシミュレーションと可視化 微分方程式論、および、オイラー法、ルンゲクッタ法について復習する。
7.差分法:典型的な線形偏微分方程式 差分法について復習する。
8.差分スキームの性質 前回のノート・資料を復習する。
9.非線形発展方程式に対する差分法 前回のノート・資料を復習する。
10.拡散方程式のシミュレーションと可視化 これまでのノート・資料を復習し、C言語、および、各種可視化ツールについて、使用できるようにしておく。
11.波動方程式のシミュレーションと可視化 前回のノート・資料を復習する。
12.移流方程式・移流拡散方程式のシミュレーションと可視化 前回のノート・資料を復習する。
13.非線形現象のシミュレーション (1) 反応拡散方程式のシミュレーションと可視化 前回のノート・資料を復習する。
14.非線形現象のシミュレーション (2) 反応拡散系のシミュレーションと可視化 前回のノート・資料を復習する。
15.非線形現象のシミュレーション総合課題:自己分裂パターンのシミュレーションと可視化 前回のノート・資料を復習する。

評価方法と基準

レポート(グループワークあり)と試験

教科書・参考書

特に指定しない。参考書は項目にあわせて適宜指示する。

履修登録前の準備

C言語によるプログラミング、数値解析、微分方程式関連

オフィスアワー、質問・相談の方法

講義中、適宜質問時間を取る。
上記とは別に定めたオフィスアワー(研究室にて確認)には、質問を受け付ける。
ただし、十分自分で考え質問事項を明確にしてから質問すること。

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

社会的・職業的自立力の育成

知識活用力を育成する科目
対課題基礎力を育成する科目

アクティブ・ラーニング科目

能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上

授業の到達目標と各学科の学習・到達目標との対応


最終更新 : Thu Jun 09 09:25:11 JST 2016