Course title
5M726000
Properties of Concrete Materials

katsuki futoshi
Course content
(授業の概要と目的)学部で習得した鉄筋コンクリート構造物の限界状態設計法を基に、軸力を受ける鉄筋コンクリート柱構造物の設計法を学習する。ここでは、鉄筋コンクリート柱構造物の耐震設計法を学習するとともに、既設構造物の補強設計法についても学習する。このことより、鉄筋コンクリート柱構造物の総合的な耐震設計法を習得することができる。
(到達目標)鉄筋コンクリート構造物の終局曲げ耐力の評価法・せん断耐力評価法を理解するとともに破壊形式の判別法を理解させる、また地震に対する抵抗力・補強の考え方を理解させ、耐震設計法を習得させる。
Purpose of class
鉄筋コンクリート・プレストレストコンクリートの限界状態設計法の復習を行い、曲げ理論について理解させる。その後、軸力が作用する部材の設計、及び耐震設計・耐震補強設計について理解させる。最終的には演習を行い、理解を深める。
Goals and objectives
  1. RC構造物の限界状態設計の流れを習得する。
  2. 軸力を受ける柱構造物の終局曲げ耐力の評価方法を取得する。
  3. 軸力を受ける柱構造物の終局せん断耐力の評価方法を取得する。
  4. 軸力を受ける柱構造物の地震に対する抵抗力の考え方を取得する。
  5. 軸力を受ける柱構造物の耐震設計法を取得する。
  6. 軸力を受ける柱構造物の補強方法および補強設計法を取得する。
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. ◎ 曲げと軸力を受けるRC構造物の設計(1)
・中心軸方向圧縮力を受ける部材の設計断面耐力
テキストp.90−p.92 200minutes
2. ◎曲げと軸力を受けるRC構造物の設計(2)
・軸方向圧縮力と曲げ耐力との関係
テキストp.93−p.94 200minutes
3. ◎曲げと軸力を受けるRC構造物の設計(3)
・曲げと軸力とが作用する部材の設計断面耐力(釣合い破壊状態の場合)
テキストp.95−p.96 200minutes
4. ◎曲げと軸力を受けるRC構造物の設計(4)
・曲げと軸力とが作用する部材の設計断面耐力(引張破壊領域の場合、圧縮領域破壊の場合)
テキストp.97−p.99 200minutes
5. ◎曲げと軸力を受けるRC構造物の設計演習(1) テキストp.99の例題7.3 200minutes
6. ◎曲げと軸力を受けるRC構造物の設計演習(2) テキストp.102の演習問題7.2 200minutes
7. ◎RC橋脚の耐震設計(1)
・設計地震と耐震性能
・構造モデル
テキストp.113−p.115 200minutes
8. ◎RC橋脚の耐震設計(2)
・RC構造の耐震挙動
・応答解析とスペクトル法
テキストp.116−p.117 200minutes
9. ◎RC橋脚の耐震設計(3)
・地震時保有水平耐力法
テキストp.117−p.120 200minutes
10. ◎RC橋脚の耐震設計演習 テキストp.121の例題9.1 200minutes
11. ◎RC橋脚の耐震補強設計(1)
・耐震補強工法の種類と効果
・RC構造の破壊機構とその判別法
講義用配布資料p.1−p.3 200minutes
12. ◎RC橋脚の耐震補強設計(2)
・曲げ補強に対する設計手法
講義用配布資料p.4−p.10 200minutes
13. ◎RC橋脚の耐震補強設計(3)
・せん断補強に対する設計手法
講義用配布資料p.11−p.15 200minutes
14. ◎RC橋脚の耐震補強設計演習 講義用配布資料p.16 200minutes
Total. - - 2800minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

レポート Total.
1. 20% 20%
2. 20% 20%
3. 20% 20%
4. 20% 20%
5. 10% 10%
6. 10% 10%
Total. 100% -
Evaluation method and criteria
・設計課題に対するレポートの達成度(100点)
60点以上であれば合格とする。
Textbooks and reference materials
テキスト(教科書):
大原資生監修/建設工学シリーズ、コンクリート構造工学、戸川一夫ほか、森北出版株式会社
Prerequisites
コンクリート構造に関する単位を取得しておくこと。
Office hours and How to contact professors for questions
  • 毎週木曜日の16:20〜18:20まで
Relation to the environment
Non-environment-related course
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
Most classes are interactive
Last modified : Wed Oct 17 07:02:18 JST 2018