Course title
8M203400
Management in Electronics Industry

nishikawa makoto
Class name
Management in Electronics Industry
Keywords
  • エレクトロニクス産業
  • オープンイノベーション
  • ソフトウェア開発マネジメント
Course description
家電製品・情報システムサービス開発を展開する企業で実際にマネジメントに取り組む講師が、これまでの実経験に基づいたエレクトロニクス産業ビジネスについての知識・ノウハウを講義する。実践的な知識の習得のため、いくつかのモデルケースに沿ったディスカッションや演習も行う。

以下は講師の略歴。
・1999年松下AVCマルチメディアソフト(旧パナソニックAVCマルチメディアソフト,現AVCマルチメディアソフト)に入社。パナソニックAVC商品開発研究所にてPDA(Personal Digital Assistant)の商品化に取り組む。
・2000年よりパナソニック初のLinuxを搭載した製品設計において、カーネルのポーティング、設計・開発を担当。製品化ののち、他製品のLinuxプラットフォーム展開を推進。
・2011年にモバイルクラウド開発部門を担当し、Android搭載デバイスの製品開発やパナソニック製品連携スマートフォンアプリなど年間100以上のプロジェクトを推進。
・2014年より横浜の開発拠点を立ち上げ、関東地区を中心にBtoB向けスマートフォン開発、モバイル・クラウドサービスの展開・マネジメントを担当。

日本の家電メーカーのものづくりを知り、オープンソース技術を始めとしたオープンイノベーションの流れに乗ってビジネスを進めてきた経験を展開するため、ソフトウェア開発やオープンソース技術に関する書籍執筆や講演活動にも取り組んでいる。

代表的な著書(共著),寄稿記事:
・わかりやすいアジャイル開発の教科書(ソフトバンククリエイティブ)
・AndroidHacks(オライリー・ジャパン)
・日経コンピュータ寄稿:プロジェクトを成功に導く場作りの技術(日経BP社)
・システム開発現場のファシリーション(技術評論社)
Purpose of class
・エレクトロニクス業界の技術動向の分析と戦略立案
・実際の研究開発マネジメント
・実践的な技術習得手法と事業への展開

について理解し、関心ある企業や自分の所属する組織において活用できること。
Goals and objectives
  1. エレクトロニクス業界動向を分析・戦略立案し、実際の組織運営に役立てることができる
  2. 実際の研究開発マネジメント手法を理解し、自身の活動で役立てることができる
  3. 実践的な技術習得手法を習得し、自身の事業に活かすことができる
Language
Japanese
Class schedule

Class schedule HW assignments (Including preparation and review of the class.) Amount of Time Required
1. <イントロダクション>エレクトロニクス産業動向とオープンイノベーションについて、いくつかの事例をもとに解説。本講義の全体概要を説明します。 エレクトロニクス産業についての基礎知識・ソフトウェア開発の基本知識の習得。 180minutes
2. <講義・演習>エレクトロニクス製品を通じた技術・事業分析と展開(1)
モバイル・クラウド製品分野の製品展開事例をもとに事業分析と技術展開方法について解説、演習を通じて理解を深めます。
自身の業務、または関心のあるエレクトロニクス製品について、売上や利益、市場動向についてデータ収集・分析を行う。 180minutes
3. <講義・演習>エレクトロニクス製品を通じた技術・事業分析と展開(2)
エレクトロニクス製品をモデルケースとし、市場分析から製品価値について解説。製品価値を高めるための技術開発について理解を深めます。
自身の業務、または関心のあるエレクトロニクス製品について、売上や利益、市場動向についてデータ収集・分析を行う。 180minutes
4. <講義・演習>エレクトロニクス製品を通じた技術・事業分析と展開(3)
エレクトロニクス産業におけるオープンイノベーションの関わりについて考察し、オープンテクノロジーの活用と市場価値の創出について考察します。
自身の業務、または関心のあるエレクトロニクス製品について、戦略立案しレポートにまとめる。 180minutes
5. <講義・演習>エレクトロニクス製品開発における研究・開発マネジメント(1)
家電開発と連携するスマートフォンアプリ・サービスの並行開発事例を解説。いくつかのモデルケースで新たな顧客価値につなげられるかを考察し、理解を深めます。
プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK)で定義するプロセス、用語についての知識を身につけること。 180minutes
6. <講義・演習>エレクトロニクス製品開発における研究・開発マネジメント(2)
新規製品・新規サービス分野の事業拡大・製品展開のための要素技術やビジネス背景を分析し、収益に結びつけるための戦略を考察します。
自身の業務、または関心のあるエレクトロニクス製品について、新規サービス・ビジネスアイデアの分析・整理を行う。 180minutes
7. ここまでの講義・演習を通じて得た知識・手法をもとに、新規の製品・サービスについて分析・戦略立案を行います。 自身の業務、または関心のあるエレクトロニクス製品について、新規サービス・ビジネスアイデアの検討結果をレポートにまとめる。 180minutes
8. 演習の成果のプレゼンテーションを行い、相互評価を行います。そのうえで、エレクトロニクス産業ビジネス論の全体のまとめを行います。 自身の業務、または関心のあるエレクトロニクス製品分野について、今後の活動に結びつけるための整理を行い、レポートにまとめる。 180minutes
9. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
10. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
11. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
12. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
13. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
14. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
15. 8回までの講義のため,以下はなし. 8回までの講義のため,以下はなし. 0minutes
Total. - - 1440minutes
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

最終レポート 講義中の参加 Total.
1. 30% 30% 60%
2. 10% 10% 20%
3. 10% 10% 20%
Total. 50% 50% -
Evaluation method and criteria
レポートによる評価。
Textbooks and reference materials
関連資料は適宜、講義中に配布します。
Prerequisites
ソフトウェア工学についての素養があれば良い
Course objectives
Office hours and How to contact professors for questions
  • メールで随時受け付けます。
Relation to the environment
Non-environment-related course
Regionally-oriented
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
  • Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
  • Course that cultivates a basic problem-solving skills
Active-learning course
About half of the classes are interactive
Last modified : Wed Oct 17 08:02:03 JST 2018