科目情報
6D792200
市街地環境計画特論 / Urban Environmental Planning
教授 作山 康
授業の概要

 人口減少社会における市街地の空洞化や衰退の現状を改善し、かつ低炭素化や生物多様性など豊かな市街地環境を形成するため、空洞化状況を分析し、スポンジ状の市街地環境を予想したうえで、将来の改善策としての市街地環境計画を作成し、その実現化のための技術的検討を行い、実践的な計画策定を行えるようにする。
授業の目的
事業スキームや事業プログラムを設定したうえで、その事業化可能性の検討まで行うことで、実践的な計画策定能力を身に付けることができようになる。
達成目標
  1. 空洞化状況の市街地における将来市街地環境を予測し、その予防のための戦略を立てることができるようになる。
  2. 市街地環境計画を実現するための事業スキームや事業プログラムを立案できるようになる。
  3. 事業費算出や費用対効果の検討を踏まえて、事業スキームや事業プログラムの妥当性を判断できるようになる。
授業で使用する言語
日本語
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. 日本の市街地の空洞化状況の把握 建設白書を熟読しておく 250分
2. 公有地及び私有地の低未利用地の将来予測 配布テキストを予習復習する 250分
3. 市街地全体から見る低未利用地の場所性、重要性の把握 配布テキストを予習復習する 250分
4. 市街地環境計画の戦略方針の立て方 配布テキストを予習復習する 250分
5. 市街地環境計画の立案 配布テキストを予習復習する 250分
6. 優先的に事業化すべきエリアの選定とプログラム作成 配布テキストを予習復習する 250分
7. 戦略的な市街地環境計画実践の先進事例の視察1 配布資料を熟読しておく 250分
8. 戦略的な市街地環境計画実践の先進事例の視察2 配布資料を熟読しておく 250分
9. 事業スキームのオルタナティブ検討 配布テキストを予習復習する 250分
10. 事業の機能導入及び空間計画の立案1 配布テキストを予習復習する 250分
11. 事業の機能導入及び空間計画の立案2 配布テキストを予習復習する 250分
12. 概算事業費の算出と資金計画等の検討 配布テキストを予習復習する 250分
13. 事業による地域貢献度の評価 配布テキストを予習復習する 250分
14. 事業評価による市街地環境検証 配布テキストを予習復習する 250分
合計 - - 3500分
達成目標との対応・割合

レポート レスポンスペーパー 合計
1. 10% 4% 14%
2. 20% 10% 30%
3. 42% 14% 56%
合計 72% 28% -
評価方法と基準
各授業におけるレスポンスペーパーが28%、レポート(3回)が72%で、総合点60以上が合格できる。
教科書・参考書
履修登録前の準備
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 月曜日から金曜日までの昼休み、またはメールにて相談日を予約する。
環境との関連
環境教育科目 (環境教育割合30%)
地域志向
地域志向授業科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 対課題基礎力を育成する科目
  • 対人基礎力を育成する科目
  • 対自己基礎力を育成する科目
  • 知識活用力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加を取り入れた授業が1コマ分以上
最終更新 : Wed Oct 17 08:36:11 JST 2018