本授業では経済地理学の基礎を学習することを目的とし、世界、国、都市、地域など様々なスケールで繰り広げられる経済活動の空間パターンについて社会経済動向や研究事例を用いながら解説する。具体的なテーマとしては経済のグローバル化、産業の空間分布、多国籍企業、国際貿易、地域経済活動、非合法経済活動などが挙げられ、それらの諸問題について地図や統計データを用いながら理解を深めていく。複雑な空間構成を作り出す要因、そしてその空間構成により経済的な影響を受ける人や組織についても着目する。
世界が益々グローバル化の一途を辿る中、これまで以上に空間と紐づけて経済活動の動向を捉えることが重要になってきている。本授業では日本を中心とした世界の国・地域における経済活動の地理的側面について共通したメカニズムと実態を理解し、グローバルな視点を養うことを目的とする。
| Goals and objectives | Course Outcomes | |
|---|---|---|
| 1. | 経済活動を空間に紐づけて考えることができる。 | |
| 2. | 経済地理学の思考方法や分析枠組みについて理解できる。 | |
| 3. | 複雑な社会現象を単純化し、問題発見や解決案が提示できる。 |
| Class schedule | HW assignments (Including preparation and review of the class.) | Amount of Time Required | |
|---|---|---|---|
| 1. | イントロダクション | シラバスを読み、地域と経済について気になるキーワードをピックアップする | 60分 |
| 2. | 産業と地域1 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 3. | 産業と地域2 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 4. | 産業と地域3 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 5. | 産業と地域4 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 6. | まとめと中間試験 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 7. | 中心coreと周辺periphery | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 8. | グローバル企業 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 9. | グローバル都市 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 10. | 文化産業 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 発表準備 | 120分 | ||
| 11. | 知識経済 | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 発表準備 | 120分 | ||
| 12. | サステナビリティ | 該当部分の予習および復習 | 150分 |
| 発表準備 | 120分 | ||
| 13. | 最終発表 | 該当部分の復習 | 200分 |
| 発表準備 | 120分 | ||
| 14. | 最終発表 まとめ |
該当部分の復習 | 200分 |
| 発表準備 | 120分 | ||
| Total. | - | - | 2710分 |
| 課題 | 中間試験 | 最終発表 | Total. | |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 5% | 10% | 15% | 30% |
| 2. | 10% | 10% | 15% | 35% |
| 3. | 10% | 10% | 15% | 35% |
| Total. | 25% | 30% | 45% | - |
課題（20%）、中間試験（30%）、最終発表（50%）を総合して評価する。最終発表は収集したデータをそのまま提示するのではなく、分析や考察にオリジナリティが加えられたものを評価する。授業回数の3分の1以上欠席した場合、単位取得を認めない。履修者人数が多い場合課題を変更することがある。
- 大宮キャンパスでは水曜日3限、豊洲キャンパスでは金曜日。
- メールでの質問を受けつける。
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
| Work experience | Work experience and relevance to the course content if applicatable |
|---|---|
| Applicatable | 国内外で行ってきた調査研究の経験を活かし地域と経済について講義を行う。 |
Last modified : Thu Mar 21 14:15:21 JST 2019