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生物微小流体工学研究
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Biomicrofluidics Research Project/ Exercise 1
マイクロ流体工学をベースに,細胞と生体高分子を効率的に扱うための基盤となる技術を開発する.
ターゲットとするライフサイエンス分野の問題やニーズの設定,デバイスの設計製作,細胞を用いた問題解決のデモンストレーションを行う.
- 従来のバイオ研究・診断の方法,ならびにこれまでに開発されたマイクロ流体デバイス問題点を把握し,そこから研究の目的を設定することができる.
- 内部で細胞を生存・増殖・分化.保存させることができ,または生体高分子を分離・増殖・精製でき,かつ工学的取り扱いが容易なデバイスを設計製作することができる.
- デバイス内部の流れ,細胞または生体高分子の量・状態・動態を適切なアッセイ方法を選択して定量することができる.
1) マイクロ流体工学,バイオエンジニアリング分野の基礎ならびに研究動向を把握し,研究テーマを策定する.
2) 微細加工と細胞培養の基礎を習得し,デバイス製作と,細胞を導入した実験を行う.
3)結果をまとめ,学会発表や論文執筆を行う.
定例ミーティングへの参加状況,製作や実験の進捗,学会講演や論文の内容を100点満点で評価し,60点以上を合格とする.
マイクロ流体工学,BioMEMS, 微細加工,バイオマテリアル,細胞生物学,細胞培養,医用工学,再生医療の各分野の参考書
研究室メンバーの執筆した過去の論文
文献検索結果に現れる論文
まず,卒業研究の結果,文献調査などから,行うべき研究の背景を明確にする.そこから,研究の目的(ゴール・アクションプラン)を決定する.また,目標とする学会や論文誌を決めておく.
- 火曜日,水曜日 10:00-12:00
金曜日13:00-15:00
- 知識活用力を育成する科目
- 対人基礎力を育成する科目
- 対自己基礎力を育成する科目
- 対課題基礎力を育成する科目
実務経験 |
具体的内容 |
該当する |
大学博士研究員としての研究の実務と,スタートアップ企業でのマイクロ流体胚培養デバイスの開発の経験を活かし,実践的なデバイスを開発し研究として確立させる方法を指導する. |
最終更新 : Thu Mar 21 16:18:06 JST 2019