科目情報
6D796100
環境防災工学特論 / Environmental Disaster Prevention Research
教授 中村 仁
授業の概要
人間が豊かで快適な生活を営むためには,安全な環境の確保が大前提であるにもかかわらず,科学技術が高度に発達した現代なお,自然の脅威に絶えず曝されている。人体の安全のみならず,環境負荷の低減が叫ばれる今日,社会資本としての建造物の崩壊を防がなければならない。

本分野は,特に地震に対する防災の観点から安全な環境の確保を目標とし,教員と学生とが一体となって総合的かつ専門的に研究を推進する。以下に研究指導のテーマを例示する。
 「建築および都市の地震防災性能の評価に関する研究」
 「鉄筋コンクリート構造物の耐震補強に関する研究」
 「コンクリート構造物の劣化機構の解明と劣化対策」
 「構造体コンクリート品質の非破壊評価方法ならびに早期判定方法」
達成目標
  1. 建物の耐震性能評価ができる。
  2. コンクリート材料の劣化機構ならびに性能劣化の評価ができる。
授業で使用する言語
日本語(英語対応も可)
授業計画
1、鉄筋コンクリート構造の建物の耐震診断法、ならびに骨組みの弾塑性解析を実在の建物について行う。
2、コンクリート材料の劣化機構に関する実験を行い、既往の評価手法の妥当性を検討する。
評価方法と基準
演習ならびに実験のレポート

レポートの完成度により評価する。総合点80%以上を合格とする。
教科書・参考書
適宜指示する
履修登録前の準備
学部ならびに修士課程で鉄筋コンクリート構造とコンクリート材料の授業を修得していること。
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 担当者と直接連絡をとり、対応する。
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 対自己基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が概ね半数
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
    最終更新 : Tue Mar 01 12:09:03 JST 2022