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環境防災工学特論
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Environmental Disaster Prevention Research
人間が豊かで快適な生活を営むためには,安全な環境の確保が大前提であるにもかかわらず,科学技術が高度に発達した現代なお,自然の脅威に絶えず曝されている。人体の安全のみならず,環境負荷の低減が叫ばれる今日,社会資本としての建造物の崩壊を防がなければならない。
本分野は,特に地震に対する防災の観点から安全な環境の確保を目標とし,教員と学生とが一体となって総合的かつ専門的に研究を推進する。以下に研究指導のテーマを例示する。
「建築および都市の地震防災性能の評価に関する研究」
「鉄筋コンクリート構造物の耐震補強に関する研究」
「コンクリート構造物の劣化機構の解明と劣化対策」
「構造体コンクリート品質の非破壊評価方法ならびに早期判定方法」
- 建物の耐震性能評価ができる。
- コンクリート材料の劣化機構ならびに性能劣化の評価ができる。
1、鉄筋コンクリート構造の建物の耐震診断法、ならびに骨組みの弾塑性解析を実在の建物について行う。
2、コンクリート材料の劣化機構に関する実験を行い、既往の評価手法の妥当性を検討する。
演習ならびに実験のレポート
レポートの完成度により評価する。総合点80%以上を合格とする。
学部ならびに修士課程で鉄筋コンクリート構造とコンクリート材料の授業を修得していること。
最終更新 : Tue Mar 01 12:09:03 JST 2022