科目情報
6D796000
エネルギー環境工学特論 / Energy and Environmental Engineering
教授 中村 仁
授業の概要
地域の環境問題はエネルギー問題と表裏一体である。燃料の燃焼に基づく窒素酸化物や硫黄酸化物,二酸化炭素の生成の問題は,人口の集中する都市地域において深刻さを増している。都市のヒートアイランド化も未だ解明されていない流体力学的現象である。地域の単位面積あたりエネルギー消費量は増加の一途をたどり,その安定供給の問題も深刻である。高圧送電線や携帯電話など身近にある機器は人間生活に必要不可欠であるが、一方ではこれらの周囲に作られる電界、磁界は十分に低い確率ではあるが健康被害をもたらす可能性が無いとは言い切れない。また、都市ゴミの焼却エネルギーの有効利用も進んでいない。深刻化する都市のエネルギー環境問題の解決のために,分野に所属する教員が協力して,学生を指導しながら総合的な研究を推進する。以下に研究指導テーマの1例を示す。
 「二酸化炭素排出の少ないエネルギーシステムの開発」
 「2サイクル機関の燃焼改善に関する研究」
 「レーザードプラー流速計による乱流の計測」
 「電力機器ならびに電力系統の高機能化と高信頼化に関する研究」
博士学位論文(本学で学位記を授与した論文名)
 「ガソリンエンジンにおける燃焼のサイクル変動の研究」
 「電気絶縁システムの高機能化のための非線形解析」
達成目標
  1. 現代生活に必要不可欠な機器の原理と環境への影響に関する理解
  2. 技術者倫理に関する理解
  3. 専門的知識の深耕
授業で使用する言語
日本語(英語対応も可)
授業計画
各指導教官と随時連携しながら研究活動を進め、学術論文としてまとめる。
評価方法と基準
日常の研究活動で評価を行う
教科書・参考書
適宜指示する。
履修登録前の準備
研究テーマに関する国内外の研究動向の調査と到達目標の設定
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 月曜日 9:00〜12:00
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
該当しない
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
    最終更新 : Tue Mar 01 12:09:12 JST 2022