Introduction to Biomaterial Engineering A

Course title

C0051000

Course description

　20世紀はバイオマテリアルの研究が著しく進歩した時代であった。人工的な素材を用いて生体組織の代替品として機能させることは困難も伴う。しかしながら，人工臓器の含めた様々な材料の研究開発により，人類の寿命は伸び，生活を大いに変化させた。
　本授業では，バイオマテリアルの基礎を学ぶことを目的として，化学と生物学，材料工学の観点から授業を行う。

Purpose of class

生体材料は生体と人工的な材料との界面で起こる未知の相互作用を分子レベル，細胞レベルで把握していくことが大切となる。人工臓器やドラックデリバリーシステム，遺伝子治療，再生医療に欠かせないバイオマテリアルは，今後もさらなる研究と開発が要求されるであろう。本授業では，発達著しいバイオマテリアル領域の基礎的な知見を得るために，生化学，高分子化学を基盤としてバイオマテリアルの基礎を学ぶ。

Goals and objectives

生体の仕組み（核酸，タンパク質，糖類，細胞）を理解している。
生体と材料の相互作用を理解している。
バイオマテリアルとしての有機材料，無機材料，金属材料を理解している。
生体由来のバイオマテリアルの種類と性質を理解している。

Language

Japanese

Class schedule

	Class schedule	HW assignments (Including preparation and review of the class.)	Amount of Time Required
1.	ガイダンス，生物の共通性と多様性	教科書を読みレポートを作成する。	200minutes
2.	遺伝情報とDNA	教科書を読みレポートを作成する。	200minutes
3.	遺伝情報とタンパク質合成	教科書を読みレポートを作成する。	200minutes
4.	生体で作られる材料	教科書を読みレポートを作成する。	200minutes
5.	生物の体内環境	教科書を読みレポートを作成する。	200minutes
6.	細胞とエネルギー	教科書を読みレポートを作成する。	200minutes
7.	定期試験と解説	これまでの授業範囲を学習すること	300minutes
Total.	-	-	1500minutes

Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'

	講義演習	調査レポート	定期試験	Total.
1.	10%	5%	10%	25%
2.	10%	5%	10%	25%
3.	10%	5%	10%	25%
4.	10%	5%	10%	25%
Total.	40%	20%	40%	-

Evaluation method and criteria

1 講義の回には，毎回演習を行う．（40％）
2 定期試験（40％）
3 最新の生体材料に関するレポート報告（20％）
4 これらの評価を加算し，その合計を100点満点に換算する．総合得点60点以上を合格とする．

Textbooks and reference materials

バイオマテリアルサイエンス（基礎から臨床まで）　山岡哲二，大谷祐一ら，東京化学同人

Prerequisites

なし

Office hours and How to contact professors for questions

月曜日の２限

Relation to the environment

Environment-related course (10%)

Regionally-oriented

Non-regionally-oriented course

Development of social and professional independence

Course that cultivates a basic self-management skills

Active-learning course

More than one class is interactive

Course by professor with work experience

Work experience	Work experience and relevance to the course content if applicatable
Applicatable	企業にて生体材料の研究開発を行っていた。

Last modified : Thu Oct 24 04:02:07 JST 2019