04186201
2 Environmental Assessment of Consumption and Production
これからの社会人、特に技術者は、生産(製品・サービス)と消費(ライフスタイル)という人間活動が環境に及ぼす影響を総合的に評価し、改善へとつなげる認識が求められる。また、世界的にも「持続可能な生産と消費」という概念が注目を浴びている。
本講義では、この生産と消費の環境影響や持続可能性を評価する手法として、マテリアルフロー分析、LCA、エコロジカルフットプリント、環境効率など様々な手法を取り上げ、その理論的な背景や実際の適用例を学ぶ。
生産と消費の環境影響や持続可能性を評価する手法を理解し、身に着けること
- 様々な環境評価法について理解する
- 簡単なLCAの計算ができる
- 持続可能な生産と消費の実現に向けた具体的な対策を考えることができる
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Class schedule |
HW assignments (Including preparation and review of the class.) |
Amount of Time Required |
1. |
Sustainable consumption and production |
シラバスを確認する |
20minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
2. |
守るべきものは何か:様々な環境(持続性)指標 |
前回講義で提示した予習項目を予習する |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
3. |
Material Flow Analysis |
前回講義で提示した予習項目を予習する |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
4. |
ライフサイクルアセスメント(1):ライフサイクル思考、LCAの手順、目的及び調査範囲の設定 |
教科書の第1章、第2章、第3章、第4章を読んでおく |
60minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
5. |
ライフサイクルアセスメント(2):インベントリ分析 |
教科書の第5章、第9章を読んでおく |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
6. |
ライフサイクルアセスメント(3):ライフサイクル影響評価 |
教科書の第7章、第8章を読んでおく |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
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7. |
ライフサイクルアセスメント(4):演習問題 |
教科書の第4章、第5章、第7章、第8章のやかんの事例および第9章を読んでおく |
50minutes |
8. |
中間まとめ |
教科書の第7章を参考に、第1回のレポート課題に取り組む |
450minutes |
9. |
環境はいくらか?:環境の経済評価 |
前回講義で提示した予習項目を予習する |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
10. |
様々な足あと:フットプリント |
前回講義で提示した予習項目を予習する |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
11. |
評価の事例(1):次世代エネルギーは有望なのか |
前回講義で提示した予習項目を予習する |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
12. |
評価の事例(2):リサイクル・リユースは環境によいのか |
前回講義で提示した予習項目を予習する |
40minutes |
授業内容を振り返り、ノートの整理など復習を行う |
100minutes |
13. |
評価の事例(3):あなたの生活はどれほど負荷をかけているか |
第2回のレポート課題に取り組む |
450minutes |
14. |
総括と期末試験 |
期末試験に向けて、これまでの授業をすべて振り返り、ノートの整理など復習を行う |
400minutes |
Total. |
- |
- |
2650minutes |
Relationship between 'Goals and Objectives' and 'Course Outcomes'
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小テスト |
レポート |
期末試験 |
Total. |
1. |
10% |
10% |
20% |
40% |
2. |
5% |
20% |
10% |
35% |
3. |
5% |
10% |
10% |
25% |
Total. |
20% |
40% |
40% |
- |
Evaluation method and criteria
小テストで講義内容を正しく理解できていれば20%(満点)。
課題で与えられた課題を正しく理解し、十分な考察ができており、形式的にも問題なければ40%(満点)。
期末試験で講義内容を正しく理解し、十分な考察ができていれば40%(満点)。
上記を合わせて60%以上で合格とする。
欠席回数が5回を超える場合や提出物が未提出の場合、期末試験を受けることはできない。
Textbooks and reference materials
教科書:稲葉敦編著(2018)「改訂版 演習で学ぶLCA:ライフサイクル思考から、LCAの実務まで」株式会社シーエーティ(本書は生協でしか購入できません)
参考書は講義の中で随時紹介
(1)1回目の授業で授業内容や成績評価について詳細に説明するため、必ず出席すること。1回目の授業に無断欠席した場合は履修許可を取り消すことがある。
(2)これまでに「人間社会と環境問題」を履修し、具体的な環境問題(気候変動問題など)についての一通りの知識があることが望ましい。
Office hours and How to contact professors for questions
- 大宮は火・木、豊洲は月・金の担当授業時間外に研究室にて。
Relation to the environment
Environment practical course (100%)
Non-regionally-oriented course
Development of social and professional independence
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
More than one class is interactive
Course by professor with work experience
Work experience |
Work experience and relevance to the course content if applicatable |
N/A |
該当しない |
Last modified : Thu Mar 21 15:06:36 JST 2019