人々の住まい方、生活実態を知る上で地域調査は基本となる。本授業は、そのための調査法、データベースの検索と使い方を知ると同時に、実際にそれらのデータを用いて地域の特性、人々の特徴、生活実態の分析の仕方を学ぶものである。最終的にはある特定の地域を対象として実際に調査分析を行い、それぞれの結果を図版やテキストを用いてまとめる作業を演習として行う。
本授業は学術研究の中核である研究調査と分析に焦点を当てる。どのように情報が収集され、処理され、伝達されるのかという一連の流れを理解するためには、基本的な調査方法を習得することが必要不可欠である。様々な調査手法を見ていきながらそれらの長所や短所を理解し、実際の調査を行うことを目的とする。効果的な資料収集の方法（オンライン検索方法や図書館、データベースの利用）などの解説も踏まえ調査研究を行うための基礎を習得する。
| Goals and objectives | Course Outcomes | |
|---|---|---|
| 1. | ベーシックな調査法の習得 | |
| 2. | データベースへのアクセス方法を学び、的確な情報収集ができる | |
| 3. | 自分の関心のある実態をデータ的かつ図像的に再現できる |
| Class schedule | HW assignments (Including preparation and review of the class.) | Amount of Time Required | |
|---|---|---|---|
| 1. | イントロダクション 豊洲について |
キャンパス周辺地域について調べる | 40分 |
| Google Earthをダウンロードして操作してみる | 60分 | ||
| 2. | 地図情報 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 3. | 土地利用1 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 4. | 土地利用2 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 5. | 演習1 豊洲における地域調査(1) | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| レポート作成 | 60分 | ||
| 6. | 演習1 豊洲における(2) | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| レポート作成 | 60分 | ||
| 7. | 東京大都市圏 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 8. | 地方都市 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 9. | データ加工方法の習得 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 10. | 人口動態 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 11. | 産業・土地利用 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 12. | 災害 | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 13. | 演習2 東京23区内における地域分析(1) | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 発表準備 | 240分 | ||
| 14. | 演習2 東京23区内における地域分析(2) | 該当部分の予習と復習 | 150分 |
| 発表準備 | 240分 | ||
| Total. | - | - | 2650分 |
| 中間レポート | 最終発表 | Total. | |
|---|---|---|---|
| 1. | 20% | 20% | 40% |
| 2. | 20% | 20% | 40% |
| 3. | 20% | 20% | |
| Total. | 40% | 60% | - |
中間レポート（40%）と最終発表（60%）を総合して評価する。それぞれの課題は収集したデータをそのまま提示するのではなく、分析や考察にオリジナリティが加えられたものを評価する。授業回数の3分の1以上欠席した場合、単位取得を認めない。
- ・ 大宮キャンパスでは水曜日3限、豊洲キャンパスでは金曜日
・ メールでの質問を受けつける。
- Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
| Work experience | Work experience and relevance to the course content if applicatable |
|---|---|
| Applicatable | 国内外で行ってきた調査研究の経験を活かし地域調査・分析について講義を行う。 |
Last modified : Sat Mar 21 12:00:30 JST 2020