科目情報
6M010900
健康影響科学特論 / Topics in Health Effects Science
教授 矢嶋 伊知朗
授業の概要
あらゆる生命は「環境」と接しており、例外はこの世界に存在しない。あらゆる生命は環境から様々な影響を受け、ヒトの場合には健康影響という形で現出する。環境がひとの健康に影響を及ぼす原因、またその影響発揮の機構を解明することは、学術的にも社会的にも極めて重要である。本科目では、現在世界で起きている環境健康問題について調査をし、自ら発表を行うとともに、それらの問題を解決するための新たな研究アイデアを創出し、発表する。
授業の目的
現在進行形で起きている環境健康問題について理解を深める。
調査のために文献を読むことで、論文の読解力を高める。
調査結果をプレゼンテーションすることで現在世界で起きている環境健康問題を多角的に理解する。
自ら調査した様々な情報を元に、実際の環境健康問題を解決するためのアイデアを生み出す能力を養う。
研究相手をについて他者と議論することで、研究プロセスの明確化、修正する能力を養う。
達成目標
  1. 環境健康問題について自ら調査し、まとめることができる。
  2. 調査内容を他者にわかり易くプレゼンテーションすることができる。
  3. 他者のプレゼンテーションについて評価し、議論することができる。
  4. 調査した内容を深く理解し、それら既存の情報を元に新たな解決策を生み出せる。
  5. 自ら考えた解決するためのアイデアを他者にわかりやすくプレゼンテーションできる。
  6. 他者の研究アイデアを理解し、評価・議論することができる。
授業で使用する言語
日本語(英語対応も可)
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. ガイダンス・【環境健康問題1に関する調査研究】に関する説明 環境健康問題について調査を行う。 100分
環境健康問題について行った調査結果をまとめる。 100分
2. 環境健康問題1に関する調査研究1回目 環境健康問題について調査を行う。 100分
環境健康問題について行った調査結果をまとめる。 100分
3. 環境健康問題1に関する調査研究2回目 環境健康問題について調査を行う。 100分
環境健康問題について行った調査結果をまとめる。 100分
4. 環境健康問題1に関する調査研究結果発表 プレゼンテーションの準備をする。 150分
プレゼンテーション後に議論した内容についてまとめる。 100分
5. 【環境健康問題2に関する調査研究】に関する説明 環境健康問題について調査を行う。 100分
環境健康問題について行った調査結果をまとめる。 100分
6. 環境健康問題2に関する調査研究1回目 環境健康問題について調査を行う。 100分
環境健康問題について行った調査結果をまとめる。 100分
7. 環境健康問題2に関する調査研究2回目 環境健康問題について調査を行う。 100分
環境健康問題について行った調査結果をまとめる。 100分
8. 環境健康問題2に関する調査研究結果発表 プレゼンテーションの準備をする。 150分
プレゼンテーション後に議論した内容についてまとめる。 100分
9. 【環境健康問題解決のための研究アイデア創出】のための説明 環境健康問題解決のための研究アイデア創出に必要な調査を行う。 100分
調査内容をまとめる 100分
10. 環境健康問題解決のための研究アイデア創出1回目 環境健康問題解決のための研究アイデア創出に必要な調査を行う。 100分
調査内容をまとめる 100分
11. 環境健康問題解決のための研究アイデア中間発表 プレゼンテーションの準備をする。 150分
プレゼンテーション後に議論した内容についてまとめ、最終発表の参考とする 100分
12. 環境健康問題解決のための研究アイデア創出3回目 環境健康問題解決のための研究アイデア創出に必要な調査を行う。 100分
調査内容をまとめる 100分
13. 環境健康問題解決のための研究アイデア創出4回目 環境健康問題解決のための研究アイデア創出に必要な調査を行う。 100分
調査内容をまとめる 100分
14. 環境健康問題解決のための研究アイデア最終発表 プレゼンテーションの準備をする。 150分
プレゼンテーション後に議論した内容についてまとめる。 100分
合計 - - 3000分
達成目標との対応・割合

調査研究まとめ 調査研究プレゼンテーション 合計
1. 20% 10% 30%
2. 10% 10%
3. 15% 15%
4. 20% 20%
5. 10% 10%
6. 15% 15%
合計 40% 60% -
評価方法と基準
まとめた調査内容の評価が40%、プレゼンテーションが60%、計100%で評価する。総合60%以上を合格とする。
まとめた調査内容の評価については、「背景」「目的」「方法」「結果」「考察」がわかりやすくまとめられていることが評価の対象となる。
プレゼンテーションの評価には、「発表の仕方(声の大きさや話す速度、聞き取りやすさ)」、「わかりやすさ」、「調査目的に内容があっているか」、「質問に対して的確に回答できるか」等も含む。
要求された調査内容を的確にまとめ、要求された内容を含んだプレゼンテーションを実施することが、60%以上の合格点を獲得できる条件となる。
教科書・参考書
講義内に指示する。
履修登録前の準備
文献検索をメインで行うため、検索手法などは事前に習得しておくこと。
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 毎週火・木曜日の12:30~13:00に対応します。事前にメールによる連絡が必要です。
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
  • 対人基礎力を育成する科目
  • 対自己基礎力を育成する科目
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
最終更新 : Sat Mar 21 14:17:12 JST 2020