科目情報
1M990400
実世界インタラクション特論 / Physically Augmented Interaction Engineering
准教授 真鍋 宏幸
授業の概要
コンピュータの高性能化や小型化,また幅広い普及に伴い,利便性や快適性,安全性の向上が図られてきた.今後さらに情報処理技術が発展し,我々の日常生活に大きな変化がもたらされていくだろう.その際,重要になってくるのが,個々の技術を発展させるだけでなく,コンピュータと人々あるいは情報と人々の間の関係をどのように設計していくのか,というより俯瞰的な視点である.

本講義では,HCI (Human Computer Interaction) 分野において発表された最新技術,著名なコンセプト,あるいはインパクトのある研究成果などに関する調査および議論を⾏なう.具体的には,教員および各学⽣が,CHI/UIST/UbiCompなどのトップカンファレンスで発表された論⽂を調査し議論する.これらの調査や議論を通じて,HCI分野における俯瞰的な視点を修得することを目指す.
授業の目的
HCIに関連する幅広い知識の獲得,および技術やコンセプトに関する議論が行えるスキルを獲得する.
それらを通じて,俯瞰的な視点を修得することを目指す.
達成目標
  1. 英語論文を調査し,その内容をわかりやく説明することができる.
  2. HCI分野におけるトップレベルの研究を調査し,その内容をわかりやすく説明することができる.
  3. HCI分野におけるトップレベルの研究の調査から,研究の背景およびインパクトについて説明,議論することができる.
  4. 俯瞰的な視点から研究成果を捉え直し,その結果を論理的な文章として記述できる.
授業で使用する言語
日本語(英語対応も可)
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. イントロダクション,発表⽇の割り当て. 論文調査,発表準備 200分
2. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
3. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
4. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
5. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
6. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
7. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
8. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
9. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
10. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
11. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
12. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
13. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
14. 論文調査結果の発表,および議論 論文調査,発表準備 200分
合計 - - 2800分
達成目標との対応・割合

発表・議論 レポート 合計
1. 20% 20%
2. 20% 20%
3. 40% 40%
4. 20% 20%
合計 80% 20% -
評価方法と基準
講義における発表・議論と,レポートにより評価を行う.
100点満点のうち,講義における発表・議論を80%,レポートを20%とする.
基本的な発表・議論の手順や作法を身につけており,講義内でそれを実践できること,および技術レポートの基本的な作成技術を身につけていることを60点相当とする.
教科書・参考書
特になし.
履修登録前の準備
自身の研究分野の論文を一通り読み返しておく.
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 金曜日3限
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当する 特定の研究分野の中だけに閉じず,実社会へのインパクトや実用化を考えるなど,幅広い視点を学修できるよう教授する.
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
    最終更新 : Sat Mar 21 14:17:35 JST 2020