科目情報
1M990500
スポーツ情報学特論 / Sports Informatics Research
准教授 石﨑 聡之
授業の概要
ここ数年、スポーツを取り巻く環境は劇的に進化している。特に、工学的なテクノロジーの発達により、様々な「情報」、「データ」が容易に手に入るようになったきた。しかしながら、現状ではその活用が十分になされているわけではない。
そこで本授業では、正しいスポーツ情報の取り扱いとその活用方法について学ぶ。
授業の目的
スポーツ情報を正しく理解し、フィードバック出来る能力を養う。
達成目標
  1. スポーツデータを正しく取得することができる
  2. スポーツデータの意味を理解できる
  3. スポーツデータをフィードバックできる
授業で使用する言語
日本語
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. オリエンテーション
(授業の目的,授業の進行手順,評価方法,授業時の注意点)
シラバスを確認する 30分
2. スポーツと情報 配付資料を確認する 60分
3. スポーツデバイス活用におけるメリット・デメリット 配付資料を確認する 60分
4. 生体情報とその活用 配付資料を確認する 60分
120分
5. 機器を使った生体データの取得演習 配付資料を確認する 60分
データ分析・整理 150分
6. 生体データの意味と意義 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 150分
7. スポーツ競技におけるデータの活用例(アスリートからスポーツ愛好家まで) 配付資料を確認する 60分
8. ゲーム分析 配付資料を確認する 30分
9. 質的なゲーム分析(サッカーのゲーム) 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 240分
10. 量的なゲーム分析(サッカーのゲーム) 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 240分
11. semi-automatic tracking systemの活用演習 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 300分
12. Sports Codeの活用演習 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 300分
13. リアルタイムでのゲーム分析(Jリーグ対象)演習 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 300分
14. フィードバックシート作成および発表 配付資料を確認する 30分
データ分析・整理 360分
合計 - - 2730分
達成目標との対応・割合

スポーツ情報の理解 最終課題 合計
1. 20% 20%
2. 20% 20%
3. 60% 60%
合計 40% 60% -
評価方法と基準
演習(各10点x4回)、最終課題(60点)、合計60点以上を合格とする。
演習で得られたデータを整理できていれば、6割のレベルに達していると判断する。
最終課題は演習(4回)の分析結果をまとめたフィードバックシートを作成でき、分析結果に基づいてプレゼンができれば6割のレベルに達していると判断する。
教科書・参考書
スポーツパフォーマンス分析入門―基礎となる理論と技法を学ぶ(ピーター・オドノヒュー,中川昭,橘肇,長谷川悦示)
履修登録前の準備
特になし
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 火・木曜日 17〜18時。
    時間が合わない場合は、メールで対応します。
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 3.すべての人に健康と福祉を
最終更新 : Sat Mar 21 14:17:37 JST 2020