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防災空間計画研究
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Planning for Urban and Regional Resilience /Exercise 1
日本や世界の多くの都市・地域が地震による建物倒壊,火災延焼,津波などの脅威にさらされている。また、大型台風や集中豪雨による水害も頻発している。防災空間計画研究では、災害に対する安全性が高く、魅力と活力に溢れた都市や地域を実現するための空間計画、環境デザイン、社会的な仕組みなどを多面的に研究する。具体的には、各学生が研究テーマを設定して、現実のフィールドを対象として実践的に調査・分析を進める。
- ボトムアップとトップダウンが融合する空間計画、環境デザイン、社会的な仕組みの考え方を身につける。
- 調査分析から、課題設定、解決方法の提示、代替案の検討、具体的な計画・デザインの決定と、各段階で成果をまとめる能力を身につける。
- 専門家、行政、一般市民と対話しながら計画づくりを行うための基礎的能力を身につける。
- 防災性の向上だけを目標とするのではなく、多様性とレジリエンス(回復力、弾力性)に富んだ「生き生き」とした地域(まち)をどのように育んでいくか、という視点を身につける。
各自研究テーマを設定して、基本的に研究フィールドに入り実地的に調査・分析を進める。問題意識を明確にもって、仮説にもとづき、研究方法をしっかりと組み立てることが重要である。「頭を働かせる作業」と同時に「手を動かし足でかせぐ作業」を重視する姿勢が求められる。また、学生同士だけではなく、教員、専門家、行政、一般市民と対話しながら研究を進めることが要求される。
研究フィールドでの市民・行政・専門家との対話、学生同士での討論、学生と教員との討論を繰り返し行う。
最終的なアウトプットだけではなく、途中段階での成果、作業量についても評価の対象とする。またプレゼンテーションも評価対象とする。
評価基準は、「調査」「分析」「検討」「討議」「計画作成」「プレゼンテーション」などと各段階における完成度・達成度である。
- 随時、質問・相談を受け付けるが、できるだけ、事前にメールでアポイントメントを取ることが望ましい。
- 知識活用力を育成する科目
- 対人基礎力を育成する科目
- 対自己基礎力を育成する科目
- 対課題基礎力を育成する科目
実務経験 |
具体的内容 |
該当する |
都市・地域計画、まちづくりの実務に従事していた経験を活かし、災害に対する安全性が高く、魅力と活力に溢れた都市や地域を実現するための空間計画、環境デザイン、社会的な仕組みなどの考え方、手法を教授する。 |
- 3.すべての人に健康と福祉を
- 10.人や国の不平等をなくそう
- 11.住み続けられるまちづくりを
- 13.気候変動に具体的な対策を
- 17.パートナーシップで目標を達成しよう
最終更新 : Wed Aug 26 04:08:04 JST 2020