科目情報
0M103400
大学教育開発論 / Course Design and Teaching
教授 榊原 暢久
授業の概要
この授業では、将来、大学等で教員としてのキャリアを選択しようとする大学院生が、授業を担当するために必要な授業デザイン、シラバス、評価方法などを学びます。また、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れたグループワークを多く経験し、模擬授業の実践も行います。
授業の目的
この授業では、大学等で教育活動に関わる教員の責務としての「教育」の重要性を認識し、学生の立場にたった授業の設計と実行を可能にすることを目的とします。 そのために、授業実施に向けた実践的な知識やスキルを実際に体験し、互いに学び合いながら獲得し、研究だけでなく教育についても探究し続ける姿勢を身につけます。
達成目標
  1. 学生の主体的な学習を促す授業をデザインし、適切なシラバスや授業計画書として表現することができる。
  2. 様々な教育技法・評価方法から適切なものを選択できる。
  3. 学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる。
授業で使用する言語
日本語
授業計画

授業計画 授業時間外課題(予習および復習を含む) 必要学習時間
1. オリエンテーション、高等教育の現在 WEB上のシラバスを読む 60分
2. シラバスの書き方 配布した詳細シラバスを読む 60分
自身が担当する授業のシラバスを作成する 240分
3. 半期の授業デザイン 作成したシラバスの課題と解決策を検討する 190分
4. 半期の授業デザイン 作成したシラバスを改訂する 190分
5. 学習評価、ルーブリック 自身の授業で使用するルーブリック評価表を作成する 240分
6. 学習評価、ルーブリック 作成したルーブリック評価表を改訂する 190分
7. 多様な教育技法、動機づけ 1回の授業計画書を作成する 240分
8. 多様な教育技法、動機づけ 作成した授業計画で用いる教育技法について検討する 240分
9. 1回の授業デザイン、授業計画書の書き方 作成した授業計画書を改訂する 190分
10. 1回の授業デザイン、授業計画書の書き方 作成した授業計画で用いる教育技法について改訂する 190分
11. 模擬授業と改善 授業計画書、教育技法について改訂する 190分
12. 模擬授業と改善 模擬授業を改訂する 190分
13. 模擬授業と振り返り シラバス、ルーブリック評価表、1回の授業計画書を完成させる 120分
14. 模擬授業と振り返り シラバス、ルーブリック評価表、1回の授業計画書を完成させる 120分
合計 - - 2650分
達成目標との対応・割合

シラバス ルーブリック評価表 授業計画書 模擬授業 合計
1. 15% 15% 30%
2. 10% 10% 10% 10% 40%
3. 30% 30%
4. 0%
合計 25% 10% 25% 40% -
評価方法と基準
シラバス25%、ルーブリック評価表10%、授業計画書25%、模擬授業による教員およびピア評価40%、以上を総合して、60%以上を合格とする。
教科書・参考書
適宜、参考図書を紹介する。
履修登録前の準備
特になし
オフィスアワー、質問・相談の方法
  • 授業の前後、あるいはメールで時間設定の上で対応。
地域志向
地域志向ではない科目
社会的・職業的自立力の育成
  • 知識活用力を育成する科目
  • 対人基礎力を育成する科目
  • 対自己基礎力を育成する科目
  • 対課題基礎力を育成する科目
アクティブ・ラーニング科目
能動的な学修への参加による授業が大部分
実務経験のある教員による授業科目
実務経験 具体的内容
該当しない 該当しない
SDGs(持続可能な開発目標)関連項目
  • 4.質の高い教育をみんなに
最終更新 : Sat Mar 21 14:18:14 JST 2020