Wireless Communication Systems Engineering / Exercise 1

　無線通信システム工学研究では、無線通信システムの最新の各種要素技術から高度な応用技術にわたる研究を行う。
　具体的には、移動通信・衛星通信・放送・宇宙通信用の高性能アンテナの研究、ワイヤレスブロードバンド・ユビキタス用伝送技術の研究、安心・安全に役立つ非常時・災害時用無線通信ネットワークの研究、などについて、研究を進める。

1. 無線通信システムの最新の各種要素技術を理解するとともに、課題の発見、問題解決手法を提案し、研究を遂行し、その効果・性能を実証できる。
2. 無線通信システムの最新の高度な応用技術を理解するとともに、課題の発見、問題解決手法を提案し、研究を遂行し、その効果・性能を実証できる。
3. 研究結果を報告書・論文としてまとめ、プレゼンテーションにより研究結果をアピールできる。

Japanese

・高性能アンテナの研究：移動通信や衛星通信等で用いられる各種アンテナ技術の研究計画立案、研究の実施、研究結果のまとめ発表を行う。
・無線伝送技術の研究：ワイヤレスブロードバンド伝送技術、ユビキタス伝送技術の研究計画立案、研究の実施、研究結果のまとめ発表を行う。
・無線通信ネットワークの研究：安心・安全に役立つ非常時・災害時用無線通信ネットワーク構成技術の研究計画立案、研究の実施、研究結果のまとめ発表を行う。

　研究指導は、毎週の研究室ミーティングにおいて、研究進捗の確認、問題点ならびに解決方法の議論、研究の進め方の確認などを基本として進めていく。
　スケジュールは、１年前期は研究に必要となる技術調査や準備を含めて研究をスタートし、１年後期、２年前期で学会での対外発表を含めて研究を進め、２年後期に研究をまとめ、論文の作成、最終発表を行う。

・高性能アンテナの研究：研究に関する報告書70％、論文・対外発表30％を総合して評価を行う。
・無線伝送技術の研究：研究に関する報告書70％、論文・対外発表30％を総合して評価を行う。
・無線通信ネットワークの研究：研究に関する報告書70％、論文・対外発表30％を総合して評価を行う。

各指導教員から指示、示唆する。

・高性能アンテナの研究：「電波工学」の復習、最新の移動通信や衛星通信等に要求されるアンテナの技術動向を調査しておく。
・無線伝送技術の研究：「移動通信工学」の復習、最新の携帯電話システム、無線LANシステムの技術動向を調査しておく。
・無線通信ネットワークの研究：非常時通信技術、無線アドホックネットワーク技術に関する研究動向を調査しておく。

• 各研究室において適宜。

Non-regionally-oriented course

• Course that cultivates an ability for utilizing knowledge
• Course that cultivates a basic problem-solving skills

Most classes are interactive